見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

March 19, 2017

だれもが監視されている

◇ああ、あの裏切り的なWikiTrump

私たち全員が監視されている科学的証拠は、既成の語り部分に微妙な陰翳を加えるかまたは脅威ならしめることができるように少しも些細でない

Asia Times March 09, 2017 by Pepe Escobar

ウィキリークスの7日の保管室大量公開はきわめて重要な公益事業である。iOS(アップル)からアンドロイド(グーグル)まで、ウインドウズからサムスンのスマートTVまで、デバイスどれでもに対する暗号化の保護を出し抜くことができるマルウエア(悪意のあるソフトウエア)を使うことで全地球を標的にするも同様の秘密のCIAハッキングプログラムにかかわっていないだれかにはそれは見つけにくい。エドワード・スノーデンはそのCIAプログラムを確かめて文書のコードネームは実在すると一連のツイートで言った。それは、“機密を任せるに足る人物であると認められるインサイダー(cleared insider)”によってのみ識別できる。FBIとCIAはデジタルの抜け穴についてすっかり知っていたが、スパイするためにそれらを無防備にしておいた。そしてアメリカ政府がひそかにアメリカのソフトウエアを危険な状態にしておいたことに償いをする、“最初の世間周知の証拠”をリークは提供した。

たとえそれが十分に深刻でないとしても、フェイスブックを動かすのに用いられるより多い数億の並びのコード、「ハッキング兵力の大部分をCIAは制しきれなくなった」とウィキリークスは強く主張する。

アメリカ政府の元ハッカーや請負人の中にまじるひとかどの人物は最後にCIAのアーカイブ部分をリークすることになる(スノーデン二世?)。ウィキリークスはまた、結果において、いかにしてCIAが“独自のNSA”を創り出したか、最大限度の不可解なことを含めて力説した。

専門的な詳細の外で、iPhoneまたはサムソン4Kテレビによってひそかに探られていたことをすでに数百万人が知っていたとしても、保管室大公開はプーチンの操り人形とトランプ大統領を指し示すヒステリーよりはるかに平均的な市民に直接的に関連するも同然だ。諜報機関の情報源は、まだ未踏の保管室の貴重な発掘物はスノーデン自身が明らかにしたことより重要だと進んでことにあたっている。

さらに、ネオコン・新自由主義者のはなやかな集まりの一員として抱き込むように取り囲まれる巨大な企業メディア・セクターは、アメリカ大統領選にロシアがハッキングして介入したと言われていることやオバマ政権がトランプ・チームの通信をハッキングするよう命じたかもしれないことから話題を変えることによって7日の保管室大公開はトランプが得をすると話を引き延ばしている。

まさにだれも意味を了解しなかったとすれば、歌は同じままだ。WikiLeaks + Snowden + Russia + Trump = the bad guys(悪党)。CIAは世界中で独自のNSAを展開している = the good guys(いいやつ)。結局、CIAスポークスマンのジョナサン・リウは否認しない否認を順当に発した。いかれた主流派の徒党は、“ロシア人”がCIA情報をウィキリークスにリークしたとまさに事を進捗させている、かくして、来たるべきフランスやドイツの選挙にロシアが干渉するといっそう疑惑をあおる。

願わくは私にジョージ・オーウェ風のiPhoneを持たせてくれたまえ?

私たちがオーウェルに属する完全なスクリーン環境で深く泥沼に陥れられるとき、すでに急成長の1980年代にジャン・ボードリヤール(ボードリヤールの哲学は芸術の分野に影響を与え、1980年代のニューヨークで台頭したシミュレーショニズムの精神的支柱になっており、映画「マトリックス」のもとにもなった。)によって概念化され、私たち全員がひそかに監視されている科学的証拠は均衡(不均衡)を改めることができるように少しも些細なことではない。アメリカはすでに悪徳の社会政治的な戦争によってそこなわれ、既成の語り部分に対する“脅威”が繊細な差異をまったく考慮に入れない。現状では、アイスランド、フィンランドまたはスロベニアからの招待に群がるにもかかわらず、言外の意味は、どんな時にもわけなく米露のリセットはないということだ;ネオコン・新自由主義者のはなやかな集まりはそれを否定することに最善を尽くす。

トランプが断じて戦争をしたくないというのはまずないことだ:アメリカの国内経済くまなくリセットはとてもそれを許すはずがない。ペンタゴンは現在、どうしても拡張特別作戦部隊である:それはとても地上戦を戦えない(イラン?北朝鮮?ウクライナ?)

これに反してロシアはもし必要ならいつでも戦争の準備ができている。S-500ミサイル防衛システムが配置されている:それがすでにロシアの全大陸を防衛していると一部のアナリスト(防衛省ではない)は確信する。2021年までに中国は1000以上のきわめて機動性をもった弾道を持つ、というか南シナ海上の島、海南(Hainan)でのんびり過ごす潜水艦にかくす。その頃までには、イランとパキスタンは上海協力機構を経由して彼ら自身のS-400とS-500防衛システムで保護されるロシア・中国との戦略防衛ネットワークに深くのめり込む。

プーチンはチェスのコマを動かして遊んでいない。彼は進行中の事に基づいて行動している、そして私たちがチェス盤を見るときはいつでも、現実は実のところ全く痛ましい。

アスタナでモスクワはほとんどシリアの将来を決めているも同然だ。ロシアはごく普通にキエフ(ウクライナ)によって破られるベラルーシの首都ミンスクにおいて調印されたミンスク合意を書いたも同然だ。クリミアがロシアの一部なのは既成事実である。全く実質的な意味でのNovorossiya(文字通りニューロシアだが時々南ロシアと呼ばれる)はすでにすっかり自治権のあるルーブルで経済を動かす地域だ。幾つかのロシアのメディア情報筋によると、ロシアが前もって軍事クーデターについて警告したとして大統領になるイスラム教国君主?トルコのエルドアンは逆にプーチンに切迫した政権交代の借りがある。強硬派のOPEC交渉の間、モスクワはイランのエネルギー産業を保護した。プーチンはロシア・中国の戦略的パートバーシップをほとんど立案したも同然だ。

ワン・ベルト(1つの地帯、環状線)、ワン・ロード(1つの環状道路)、ユーラシア経済連盟はウィンウィンの(どちらにとっても有利な)ユーラシア統合プロセスとしてつながれ、併合されて取り組まなければならないと、北京はどうにかモスクワを納得させた。結局、ロシアがたとえ中央アジア諸国(「~スタン」が付くアジアの中央部)全体で経済的な傑出を失うとしても、ロシアは主権を有する軍事上・安全保障の地位を維持する。

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「我々の中国との関係は2国の歴史においていちばん最高レベルにある」と強調することを決してやめない。

それに先手をとる地理学上の経済作戦(優位に立つための策略)を加算してください;世界的な供給回路の崩壊を止めるための北京の命令に結びつけて考えられる、のろいが確実に増大する中国の金融・財政的な影響力に便乗しようと準備をするヨーロッパのビジネス・エリートの重要な徒党の気配。ダボス会議で発表される習近平の「包括的グローバリゼーション」はますます用意がされている現実のように聞こえる。

中国・ロシアが例外論者の幻想なしに彼らの戦略を拡大する現実と対照的に、ネオコン・新自由主義者のヒステリーは絶えず続く子供じみたどうしようもない爆発の集中砲火を提供する。モスクワはワシントンとの取引のために中国やイランを裏切らないと外交政策の自己欺瞞派が認めようとしないとき、悪党の最後の収容所は二つの矛盾する信念や態度を同時に取ることによる心理的葛藤だ;ロシアを恐れて冷戦をけしかける。

では、全世界の市民よ、緊張を解いてください:CIAはあなた方をじっと観察しているときでも、優しくて善を行おうとする。ロシアを恐れること以外は、あなたに恐れることは何もない。

http://www.atimes.com/article/wikileaks-trove-fails-shift-dial-trump-putin-narrative//
△3月8日 AFP:
内部告発サイト「ウィキリークス」は7日、米中央情報局(CIA)から入手したとする大量の文書を公開した。CIAがテレビなどを盗聴器に使ったり、人気メッセージアプリの暗号を回避したり、車を遠隔操作したりできるハッキングツールを多数作成していることが明らかになったとしている。
ウィキリークスはこれらの文書を基にCIAは米政府最大の電子スパイ組織・国家安全保障局(NSA)に比べて監視活動の面では劣るが、サイバー戦争に関してはそれに匹敵することが分かったと指摘している。
ウィキリークスは今回、CIAのものとする9000点近い文書を公開。機密情報資料の公開としては史上最大規模だという。
CIAの報道官は「文書の信ぴょう性や内容についてはコメントしない」としている。
ウィキリークスは公開した文書から、CIAがウイルスやトロイの木馬をはじめ、標的とする電子機器に侵入して乗っ取るマルウエア(悪意のあるソフトウエア)を1000以上作成してきたことが判明したと説明。
これらのハッキングツールは米アップルの「iPhone」や、米グーグルのアンドロイドを搭載した携帯端末、米マイクロソフトのソフトウエア、韓国サムスン電子のスマートテレビなどを標的としており、こうした機器を隠しマイク代わりにできるとしている。ドナルド・トランプ大統領は現在もアンドロイドの私用電話を使っているとされる。
CIAはさらに乗用車やトラックの電子制御システムに対するハッキング実験も行っており、こうした車載システムの乗っ取りもできる可能性があるという。

http://www.afpbb.com/articles/-/3120540
 

March 08, 2017

外交官がいきなり死に続ける

◇ロシアの外交官がいきなり続けて死んでいる
Ivan Sekretarev / AP

前副首相の補佐官に加えて、11月以降、6人のロシア人外交官が死んでいる。ひとりを除いてはすべてが異国で死んだ。他の死因は不明であると同時に幾人かは射殺された。数人の死が「心臓発作」または「短時間の疾患」と決めつけられたことに注目してください。あなたが知らなければならないことがここにある:

    ✓    ロシアの駐トルコ大使アンドレイ・カルロフは、たぶんあなたの記憶にあるだろう、彼は昨年12月19日にトルコの首都アンカラの写真展会場で警官によって暗殺された。

    ✓    同日、別の外交官Peter Polshikovがモスクワの自宅で頭部を撃たれて死亡した。銃がバスルームの洗面台の下で見つかったが、死亡状況は調査中である。Polshikovは外務省ラテンアメリカ部署の上級外交官として働いた。

    ✓    今年2月20日にロシアの国連大使ヴィタリー・チュルキンがニューヨークで死んだ。チュルキンはロシアの国連任務で執務中に倒れ病院に急搬送された。当初の報道には彼が心臓発作に遇ったとある、そしてCBSによると、検死官が死を調査している。(チュルキン国連大使は40年以上ロシア外交に関わり、2006年に国連大使に任命されてから国連安保障理事会では最も長い任期を務める大使だった。2016年12月31日には国連安保障理事会でロシアが提出したシリアの停戦合意案の決議が採択された。)

    ✓    ロシアの駐インド大使Alexander Kadakinが1月27日、「短時間の疾患」の後に死んだ、The Hinduは数週間のあいだ彼が苦しんでいたと言った。

    ✓    ギリシャに首都アテネのロシア総領事アンドレイ・マラニンが1月9日、自宅アパートで死体で発見された。ギリシャ警察は公式に「部屋に侵入された形跡はなかった」と述べた。だが、マラニンはひどく監視される通りに住んでいた。AFPの報道によれば、死因にはさらなる調査が必要とされる。ギリシャがEUとNATOによってますます批判されたとき、ギリシャとロシアの関係がゆるむ期間を通じてずっとマラニンは働いた。

    ✓    アメリカ大統領選(11月8日)の朝、ロシア外交官のSergei Krivovがニューヨークのロシア領事館で意識不明で発見され、その場で死亡した。当初の報告ではKrivovは屋根から落ちて鈍い力による怪我があったとされる、しかしロシア当局は彼の死因が心臓発作だと言った。BuzzFeedはKrivovが領事館の当番指揮官だったかもしれないと報じる、それは破壊工作またはスパイ活動を防止する職務を彼に預ける。

    ✓    テレグラフによると、トランプに関する書類一式を起草する手助けをするのではないかと推測されたKGBの元上官、Oleg Erovinkinが昨年12月26日に彼のクルマの後部で死体で発見された。Erovinkinもまた前副首相Igor Sechinの補佐官だった、前副首相は現在ロシア政府が所有する統合した石油会社Rosneftの頭となる。

ある過去のできごと:ニューヨークタイムズによると、2015年11月にプーチンの上級顧問Mikhail Lesinがワシントンのホテルの部屋で死体で発見された、彼はメディア会社RTの創設者でもあった。ロシアのメディアではそれが「心臓発作」ということだったが、検死官は「鈍い力による怪我」だと言った。

少し明白である2つの事件:2006年にKGBの元職員で内部告発者のアレクサンドル・リトビネンコが放射性ポロニウムを盛られて毒殺された。6年後、ニューヨークタイムズによると内部告発者のAlexander Perepilichnyがイギリスでジョギング中に毒薬で死亡した。

https://www.axios.com/four-russian-diplomats-died-in-the-last-three-months-2281281560.html

March 06, 2017

お茶目で猛烈に政治的

◇“世界最悪の眺め”:バンクシーがベツレヘムの壁を見下ろすホテルをオープン

特ダネ:イスラエル人観光客(そして対話)をヨルダン川西岸にもってくることを期待してイギリス人アーティストが Walled Off ホテルを始める

Walled Off(隔てられる)ホテルは単に実用的でもの悲しくさえ聞こえるかもしれない。「世界のどんなホテルより眺めが最悪」、おまけに10室あるホテルの客室には一日わずか25分しか直射日光が当たらないとホテルのオーナーは言う。

だが、イスラエルをパレスチナ自治領から隔離する論争の的となる分離壁になかば埋もれるようにして寄り添うヨルダン川西岸のWaldorf(豪奢なウォルドルフ・ホテル)に対する応酬は、どんな贅沢な目的地より手に入れにくい驚くべきものを旅行者に提供する。

ベツレヘムのロッジは、ひとつでホテル、ミュージアム、抗議、ギャラリーみなを兼ね、オーナーのイギリス人ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の芸術的製作活動と社会に抗議するすぐれた才能で圧縮される。

ホテルはおちゃめで猛烈に政治的だ。

全室がコンクリート舗装の壁に面して、幾つかの部屋は壁の向こうの丘陵の斜面に建設される国際法の下に違法なイスラエル入植地やうっとおしい詰所の眺めを得られる。

「目下、壁はセンセーショナルな話題だけど、トランプが壁を流行にするずっと前にボクは壁に興味を持っていた」と声明でバンクシーは言っている。猛烈に匿名性を守るアーティストは今から10年以上前に初めてベツレヘムに来て通行を妨げる障壁に一連の絵を残す、それが独自に観光の目的地になった。

その後ずっと、街の巡礼者と観光がベースの経済はイスラエルとパレスチナ自治領間の往来に関してこれまで以上に厳しいイスラエルの規制によってそこなわれてきた、まさに新しいホテルは雇用と訪問客の数において喜ばしい後押しを提供するものと思われる。

バンクシーの評判はずっと全室を予約済みにしておきそうだが、彼は客にはまさに自撮り(selfie)より多くのものを身につけて帰ってもらいたいと望む。「限定駐車場付、3階の狂信的行為治療法」と彼は声明で付け加えた。

ホテルはウェブサイト経由の予約で3月20日に開業を始める。たとえ訪問が法を破ることを意味するとしても、壁でふさがれる障壁をめったに見ないかまたはパレスチナの街をめったに訪れないイスラエル人が客のなかに加わることをチームは期待する。

「だれでも皆ここに来るように勧める、イスラエルの一般市民にここに滞在しに来るように勧める」とマネージャーのWisam Salsaaは言っている。「彼らに私たちについてもっと学んでほしい、なぜなら彼らが私たちを知るときステレオタイプを乗り越えてものごとが変わるからだ。」

イスラエル人はベツレヘムやそこの有名な遺跡を訪ねるのを禁止される。そしてバンクシーが公式にはイスラエル軍の支配下にある遺跡(イスラエル人にとってそこに滞在するのは合法を意味する)を選んだとはいえ、そこに至るすべての道にはパレスチナ人が支配する自治領の中を通る違法な道程が含まれる。

前は陶器製造所だったホテルには暗黒卿の植民地のテーマ、領域の歴史におけるイギリスの役割に対する承諾のしるし、レセプションとティールームがある。

空襲現場の火炎のように、コンクリートの瓦礫の山の下で暖炉の火格子のまっ赤な輝きにゆらめく火、壁のくぼみの古典的な胸像は催涙ガス弾からくねりつつ進むガスの煙に包まれる、そして伝統的な海の風景のビーチは難民が捨てたライフジャケットで散らかる。

「混沌とした結果にもかかわらず、イギリスがパレスチナを支配して家具を配置転換しだした時からちょうど100年」とバンクシーは言った。「なぜかはわからないが、イギリスが結果を完全に理解することなく政治的大決断をするとどうなるかについて反省するのにちょうどよい時の気がする。」

対話を促進するホテルの計画の一部にはパレスチナ人アーティストの作品を展示するギャラリーがある。それはベツレヘムで最初のギャラリーであり、たいてい容易に旅行できないとわかるアーティストにとってより広範囲の観衆に達する手段だとキュレーターのHousni Alkateeb Shehadaは言う。

彼はわずか5メートル離れたところに立つ障壁と接触してアートを生きいきと伝えたかった、だが結局はあまりにリスキーだと思い至った、戦闘と制限を思い出させるものがベツレヘムに住むすべての人に気味悪く迫る。「私たちは非常にこわがっている」とShehadaは言った。「兵士のせいでそこでいったい何が起こるか私たちにはわからないし、知ることは許されない。」

安全上の懸念が人々を遠ざけるとの心配をバンクシーは念頭から捨て去り、彼が数週間のあいだ魅力のないイギリスの海辺の町で“困惑した公園”を満員にしたことを指摘する。

「ボクの会計士は、かなりの人があまりにこわがってヨルダン川西岸に旅行しないと心配したが、そのとき彼に、この前の展覧会でウェストンスーパーメア(イングランド南西部ブリストル海峡に臨む町の保養地)でまる一日過ごしたことを思い出させたよ。」

https://www.theguardian.com/world/2017/mar/03/banksy-opens-bethlehem-barrier-wall-hotel?CMP=share_btn_tw

http://www.banksy.co.uk/index.html
⇧その他、ホテルの部屋の写真や窓からの眺めの写真がたくさんあります


◇これについて考慮してください:バンクシーの廃墟となったガザのためのツアー

以前にヨルダン川西岸の壁に絵を描いたストリートアーティストがパレスチナの廃墟のあちこちに一連の新しい絵を描いている(上の写真はその作品のひとつ)



March 01, 2017

ふたりの共通点

◇われわれのプーチン

トランプとロシアの指導者がいっしょに動いているかどうかについてあまり心配しないでください。ふたりに共通点があることを心配してください。

NY TIMES(2017/02/18)の記事より抜粋

ロシアの大統領のタフガイ気取りのイメージを賞賛しないまでも、大統領選挙戦の間に言ったようにバラク・オバマ大統領以上の“指導者”とみなすことを何ヶ月ものあいだトランプ氏は明白にしてきました。最近は今月のフォックスTVとのスーパーボウル前のインタビューでトランプはプーチン氏の抑圧的政府を非難するのを拒みました。そのあと、ロシアのタフガイについてトランプ氏の見苦しい抱擁が非常に多数の陰謀説を生じさせたのは意外なことではありません。

だが、私たちは、もはや陰謀について推測する必要もなければ、理論だけの精神分析に従事する必要もありません。しかも、大統領としてトランプ氏のレトリックと行動の両方がプーチン氏が権力を強化する最初の数年間のそれとたまたま似ている以上であるという、就任以来、私たちはかなりの厳しい事実を蓄積してきています。海外特派員としてモスクワであの数年を過ごし、残りの経歴を先の4人の大統領の任期にワシントンでジャナーリストとして過ごした私には、その類似点が簡単に片づけられるべきでない印象を与えるだけの見分けがつきます。

もちろん、このふたりの性格は非常に異なります:プーチン氏がコントロールされるところでトランプ氏は衝動的で一時の感情に流されやすい、ロシア人の冷静な計算と暗記される要約した報告書とよい対照をなす不機嫌のかんしゃくと誰もが知っているわめき声です。だが、ふたりの奇妙にも類似した政治上の見解や非常に異なる国を運営するアプローチが、結局のところ現在トランプ氏を取り巻いて吹き出るロシア関連のスキャンダルと同様に重要であることがわかるかもしれません。彼が私たちを落胆させている行動を心配するにつけ、彼がある種のロシアの手先だと考える必要はありません。

メディア・バッシングと常軌を逸した声明。協力を拒否する不屈な連邦判事かまたは会社、ライバルの権力中枢への攻撃。警告、その一部はこの国は安全ではない、われわれの生き方を脅かしているのでイスラム過激派と戦争を始めなければならないという紛れもないパニックの誘導。これらはプーチン氏が政権を握った最初の数年に大きな効果を得られたテクニックで、それらは現在トランプ氏によって展開される文明の衝突イデオロギーで、ほとんど同じ戦術です。

初期のプーチンは全くトランプに属する人でした、ボリス・エリツィンの酔っぱらいの酩酊状態と1990年代後半の経済の不透明感の後、前進中の指導者のイメージを彷彿させる彼の大統領任期、国際協定を平然と無視する電撃作戦。彼は堂々とした様子で最初の独立系国営TVネットワークを接収し、ロシア連邦議会下院をばらばらの議会に変えて、思い上がった寡頭政治を追い求めました。彼は政治家が普通は言わないことを言いました、チェチェンの対抗勢力を“屋外便所”で消し去ると断言し、気に入らない質問をしたフランス人記者を“去勢する”と脅したりするようなことです。

証拠にもかかわらず、2000年代初期のクレムリン問題専門家はプーチン氏を彼がなる独裁者とみなすことに長い時間かかりました。その時はソビエト連邦崩壊の混乱後、ロシアが最終的に安定の数十年に向かって進むと多くの人が考えました。ある人々が穏当に強い国家を復活させる決心である強硬な元KGBスパイを思い浮かべた点で、他の人々は西洋式の改革者気取りの者を思い浮かべることに固執しました。彼の在任期間の初期に海外記者が「プーチン氏はどんな人?」と尋ねたのは有名な話です。

振り返ってみると、彼の行動について一番の案内人は彼の声明でした。プーチン氏はまさしく彼がやると言ったことをやりました。昨年を通して私はそれについてずいぶん考えました、たとえばアメリカ人はトランプ氏の驚くべき高まりに戸惑いました、そしてあのまったく法外なことを彼は本気で言っているのかまたは彼が約束する政策転換をやり遂げるつもりかどうか。

現在のトランプ氏のアメリカを再び偉大な国にするというスローガンのように、ロシアを再び偉大な国にするというプーチン氏の見解は特にこれという観念形態ではありませんでしたが、その薄く透き通る愛国的国家主義は要するに弱くなり士気をくじかれた超大国に自分の存在を印象づけることになるプーチン計画を要約しました。プーチン氏は1991年のソビエト連邦崩壊を20世紀“最大の地政学上の大災害”とみなしました、そしてたとえ私たちアメリカ人が彼がなにをしているか必ずしも理解しなかったとしても、彼の本当のゴール、クレムリンでの権限強化から決してそれませんでした。

まさにその通り、これはトランプ氏がプーチン氏について賞賛する最高のものかもしれません。1990年3月プレイボーイ誌とのインタビューでモスクワに高級ホテルを建てたいと望んでいたトランプ氏はミハイル・ゴルバチョフ政権下のソビエト連邦の最後の時代について印象をことばで述べました。「ロシアは制止きれない、また指導部はそれをわかっている」と未来のアメリカ大統領は言いました。「これがゴルバチョフのことで私の問題だ。安定に足る手腕ではない。」

プーチン氏の手腕は明らかにずっと断固とし冷酷なまでに現実的です。ロシアでのはっきりと理解できる一切の敗北、混乱、腐敗、ウソ、経済後退にもかかわらず、KGBの無名の大佐からロシアの大統領まで信じがたいほど見込みのない昇進の後、彼は17年間支配したままです。そしてそれはまた、選挙を堅実にホワイトハウスまで連れていった出世について今もなおこのように不確かな、もうひとり見込みのない大統領、トランプ氏がプーチン氏や彼のような権威(独裁)主義者について学ぶことの一部かもしれません。彼は彼らのことを自由以上に強さについて話すタフガイとして見て、彼らの成功を多くの場合、政権にとどまる彼らの能力で判断するようです。

最近、私は上院外交委員会の議長Bob Corkerにトランプ氏がプーチン氏に対してそのようにはっきりと理解できる好感を持つのはなぜだと思うか尋ねました。彼は頭を振りました。「よくわかりませんが、独裁者に対するある程度の賞賛があると思う」と彼は述べました。彼の別の推測は、トランプ氏が“だれも他の大統領ができないことをする能力が自分にあることを示す”ためにプーチン氏との強いきずなをでっちあげる一種のスーパーヒーローと自分自身を見ているということでした。そして、この人はトランプ政権と取引したいと望む共和党員です。

ロシアに取りつく専制政治や全体主義の歴史にアメリカは苦しんでいません。トランプ時代より長く続いて当然の立憲民主主義で成功した229年の記録が私たちにはあります。現在トランプ氏が行使する“尊大な大統領の職”に帰する権力の飾りは、ニクソン時代の間に歴史家アーサーM.シュレジンジャーJrがそのフレーズを大衆化して以来ずっと増大してきたと同時に、私たちには自由で独立した報道機関や連邦裁判所制度のような勢力を相殺する確固とした機関があって、プーチン氏がロシアでそれほど効果的に展開したいわば政治的な圧力で圧倒するテクニックに対してすでに強度の抵抗を示しています。

それでもやはり、私が現在ワシントンから報告するように、心配しないではいられません。プーチン氏が大統領になった年に私がモスクワに移ったとき、ソビエト連邦の崩壊からわずか10年でした。彼らの国が、実際最近に彼らが訪れることからさえ締め出される西欧諸国のようになるとまだ多くのロシア国民が期待しました。1990年代の混沌としたフリーダムと彼が過小評価したものに抵抗するプーチン氏の戦いのうけのよさ全部の代わりに、私はロシアで彼らの立場を“標準”の安定した民主主義の席に身を置く時代を慕う多くの人に出会いました。

17年後、問題がもはや存在しないロシアの民主主義についてではなくアメリカの民主主義だったことを、一体だれが考えたでしょうか?

△ポリティコ紙の主要な国際問題コラムニストSusan B. Glasserは2001年から2004年までワシントンポスト紙のモスクワ支局共同支局長で、
“Kremlin Rising: Vladimir Putin’s Russia and the End of Revolution.(クレムリン復活:ウラジミール・プーチンのロシアと革命の終焉)”の共著者。

https://www.nytimes.com/2017/02/18/opinion/sunday/our-putin.html?emc=edit_th_20170219&nl=todaysheadlines&nlid=39586144&_r=0

February 19, 2017

諜報機関界のリベンジ

◇「彼は刑務所で死ぬ」:トランプに対して諜報機関界はいつでも「核武装する」と上層の情報源は言う
by David Edwards 15 Feb 2017

伝えられるところでは、ドナルド・トランプ大統領の最近の諜報機関界への攻撃の後、アメリカ国家安全保障職員はいつでも喜んで「核武装する」。火曜と水曜の一連のツイートでトランプは「本当のスキャンダル」は元国家安全保障担当補佐官マイケル・フリンがロシアとの接触についてウソをついたことではなかったと迫った。それよりも、あのフリンを追い出すことに導いた「アメリカ人らしさを失わせる」リークだったと言って呪い倒した。

水曜、元NSA情報分析官ジョン・シンドラーは国家安全保障職員のリアクションに関してちょっとした眼識を提供した。

「それならば私たちは核武装する」と彼はツイッターに書いた。「新たなレベルに進む(情報機関界の)戦争。「彼は刑務所で死ぬ」:それが始まったという上層の諜報機関界の友人からのEメールをほんの今もらった。」

「この場合にアメリカ諜報機関は問題ではない」とシンドラーは別のツイートで付け加えた。「大統領のロシア諜報機関との共謀が問題。多くの項目だが、本質は単純だ。」

◇“アメリカよ、目を覚ませ”
Posted February 15, 2017


諜報機関界はトランプを打ち負かすために「先例のない」努力をしているとデニス・クシニッチは言う


国家安全保障補佐官としてマイケル・フリンが辞任した結果として諜報機関界がいかにドナルド・トランプ大統領を打ち負かそうとしているように見えているか、アメリカの元下院議員デニス・クシニッチ(オハイオ州選出民主党)が詳細に論じる。


この場合により大きな問題はフリンと駐米ロシア大使セルゲイ・キスリャクとの間の電話の会話が盗聴されてメディアにリークされたことだと民主党の元大統領候補は言った。

http://www.informationclearinghouse.info/46450.htm#sthash.PiWHNlUt.dpuf

◇CIAがトランプ大統領に対抗してリベンジをたくらんでいるとチャック・シューマー(民主党上院院内総務)は言う

http://www.informationclearinghouse.info/46450.htm#sthash.PiWHNlUt.dpuf

February 15, 2017

多様性は私たちの力になる

★ちょっといいな!と感じた最近のツイートより
(スウェーデン政治経済情報@sweden_social)

ニューヨークはブルックリン、ユニオンストリートのKiwianaレストランのレシートに、「移民はアメリカを偉大にします(今日あなたの料理を作り、あなたの注文を聞いたのも彼らです)」とあった。
◇ジャスティン・トルドー大統領:カナダは難民を歓迎します
Politico Magazine by レベッカ・モリン 01/28/17

トルドー:「迫害、テロ、戦争から逃れている人たちに対して、あなた方の信仰に頓着なく、カナダ人はあなた方を歓迎します。」

土曜日、カナダのジャスティン・トルドー首相がカナダは「あなた方の信仰に頓着なく」戦争から身を避けている人々を歓迎するとツイートしてドナルド・トランプ大統領の入国管理命令に一撃を加えた。

「多様性は私たちの力となるものです」とトルドーはフランス語と英語でツイートした。

それから、ハッシュタグ、#WelcomeToCanadaと一緒にシリア難民の子どもを歓迎する彼自身の写真をツイートした。

27日金曜日、シリア難民のアメリカへの入国を一時停止してイスラム教徒が大多数の7カ国からの移民にビザ禁止を押しつけたうえ、難民のうちキリスト教徒にアメリカへの入国許可の優先権を与える大統領令にトランプが署名した。

カナダ政府のウェブサイトによれば、1月2日現在、カナダは3万9千人以上のシリア難民を再び定住させた。

http://www.politico.com/story/2017/01/justin-trudeau-canada-refugees-234310


△ドナルド・トランプ米大統領は27日、特定7カ国の国民の米国入国を90日間禁止する大統領令に署名した。イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの7カ国だ。

特定7カ国は、共和党多数の連邦議会が2015年に可決した査証(ビザ)制度改革法案の中に「懸念対象国」として挙げられていた。

米国のビザ免除プログラムは、38カ国の国民に対して90日間のビザなし入国を認める。日本やイギリス、フランス、ドイツなどが含まれ、渡航者は電子渡航認証システム(ESTA)を使い事前申請する。

2015年12月に連邦議会は超党派の議員立法でこの制度を変更する法案を可決。ホワイトハウスもこれを支持し、署名成立させた。2011年3月以降に特定の国々に渡航したことのがある人はESTAによるビザ免除が適用されなくなった。国内でテロ組織が大きな影響を及ぼしている、もしくはテロリストをかくまっていると見なされた国が対象となった。

法律で当初指定されたイラン、イラク、シリア、スーダンに加え、2016年2月にはリビア、ソマリア、イエメンも対象となった。この同じ7カ国がトランプ氏の大統領令でも規制対象となった。

新しい制度では2011年3月以降にこの7カ国に渡航した人はビザを事前に申請し、認められないと米国に入国できなくなった。

オバマ政権がこの制度変更を承認したのは2015年11月のパリ連続襲撃事件を受けての対応だった。規制対象がきわめて幅広いトランプ氏の大統領令と異なり、オバマ政権の措置はそもそも90日間の短期滞在のためのビザ免除プログラムに該当する人に限定されていた。7カ国の国籍者の入国をすべて一時停止するという措置ではなかった。

この7カ国の市民が最も危険なのか?

トランプ氏の大統領命令は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ以来、外国生まれの人物たちが「多数の」テロ関連犯罪を起こしてきたと主張している。大統領令は、この中にはビザで入国した人や難民受け入れプログラムで入国した人も含まれると主張する。

アメリカ同時多発テロの実行犯たちは、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、レバノン、そしてエジプトの出身だった。

下院の国土安全保障委員会は2015年9月、いわゆる「イスラム国」(IS)が西側諸国で60件のテロ計画やテロ攻撃を指揮、もしくはそのきっかけを作ったと報告。60件の中には米国内での15件も含まれる。イスラム過激派組織に加わったことが確認されている米国市民は250人。

米ジャーナリストや学識関係者が参加するシンクタンク「ニューアメリカ財団」によると、イスラム聖戦主義攻撃に関与した、あるいはそうした攻撃の実行者として死亡したテロ犯の米国在住資格は次の通り――。
・全体の82%は米国籍か永住権を保有
・188人は米国生まれ
・83人は米国籍に帰化した市民
・43人は永住権を持つ市民
・13人は難民
・12人は在住資格不明
・11人は非移民ビザで入国
・8人は不法移民
・38人は不明

近年の米国内で起きた重大な無差別大量殺人事件の犯人はいずれも入国制限対象の7カ国の市民ではなかった。一部の例を挙げると――。
・フォートローダデール空港乱射(2017年1月)――米国市民
・フロリダ州オーランドのナイトクラブ乱射事件(2016年6月)――アフガニスタン人の両親をもつ米国市民
・カリフォルニア州サンバーナディーノ乱射事件(2015年12月)――パキスタン人の両親をもつ米国市民とパキスタン市民
・テネシー州チャタヌーガ乱射事件(2015年7月)――クウェート生まれの米国市民
・サウスカロライナ州チャールストン教会乱射事件(2015年6月)――米国市民
・ボストン・マラソン爆破事件(2013年4月)――チェチェン系の兄弟。兄はロシアとキルギス国籍で米国永住権を所持。弟は米国市民権を得ていた。

財団のまとめによると、2001年以降に米国内で起きたテロ事件の82%は市民や永住権のある住民が起こした。同時多発テロ以来、イスラム聖戦主義者によって米国内で殺害されたのは94人。対象7カ国のうち2カ国の国民が傷害事件に関わった事例はある。

米シンクタンク「ケイトー研究所」の調査は、米国内で米国人が外国人によるテロ攻撃で殺害される可能性よりも、テロではない殺人事件で殺される可能性の方が253倍高いと指摘している。

共和党のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)とリンジー・グレアム上院議員(サウスカロライナ州選出)は、大統領令がイスラム教圏にどう受け止められるかを強く懸念し、「この国をもっと安全にするよりも、むしろテロリストの募集に役立つかもしれない」と苦言した。

しかしトランプ大統領はこの批判を受け入れず、取材に対して米国の敵はすでに怒っているのだからと反論。自分の第一の責任は国の安全を守ることだと強調した。そしてトランプ氏の支持者たちも全面的に賛成している。
「ドナルド・トランプはこれは一時的なものだと言っているし、私はあの人を信用している」と、ニューヨーク・スタテン島の住民は言う。「第一の仕事は米国民を守ることだ」。

BBC NEWS JAPAN 2007年2月1日
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-38823936

February 07, 2017

トランプ3G政権

トランプ3G政権:政治の異端児の組閣には、大富豪(Gazillionaire)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、将軍(General)という3つの特徴が見られ、頭文字から「3G」政権と呼ぶ声(民主党マカスキル上院議員)もある。

◇コーポレートキャビネット(法人型内閣)
デモクラシーナウ!の記事より抜粋

エイミー・グッドマン:もしかすると現代アメリカ史において最も裕福な内閣となるもののために上院承認公聴会の集中砲火が10日火曜に始まります。ドナルド・トランプ大統領の内閣の数名の任命候補には国家機密などを委ねうるとの倫理的人物証明や身元調査が不完全であるとの懸念にもかかわらずこれに至ります。火曜日、トランプの国土安全保障長官候補ジョン・ケリー海兵隊退役大将に加えて司法長官候補としてアラバマ州選出共和党上院議員ジェフ・セッションズが審問に向き合います。水曜には教育長官候補のベッツィー・デボス(共和党献金者)、運輸長官候補のエレイン・チャオ(元労働長官、夫は共和党マコネル上院院内総務)、CIA長官候補のマイク・ポンペオ(カンザス州選出共和党下院議員)に加えて、国務長官としてエクソンの前CEO、レックス・ティラーソンの公聴会が始まります。

ティラーソンの純資産は少なくとも3億ドル、そして承認公聴会が木曜にある商務長官のウィルバー・ロス(著名投資家)を含む、他の数名の指名候補が10億ドル以上の資産を所有します。

内閣の被任命者として指名を受けた人はアメリカ政府倫理局(OGE)に加えて彼らが引き継ぐことになっている機関によるのが常であった資産公開報告を正式に提出することが義務づけられます。指名された人のかなりが非常に多くの資産を有するとニューヨークタイムズ紙は報じます。

トランプ移行チームは声明でこう返答しています:「アメリカ人が難題を枯渇させるために投票して決めた歴史的選挙の最中にプロセスを政治的に扱うほうを選んでいる人がいることに失望している」と。政府倫理局とトランプ移行チームとのあいだで交わされたEメールを要請して、昨年11月に政府倫理局のシャウブ局長が「選挙以降、私たちはトランプ・ペンス移行部との連絡を失ったようだ」というメールをトランプの補佐らに送ったことがわかったとNBCが報じたとたんにこれが出てきます。
(※政府倫理局OGEに強制権はなく、政府関係者が利益相反に巻き込まれないよう防止、助言するのが役割。)

さらに多くを知るために番組に2人のゲストが加わります。トランプ内閣被任命者の利益対立と利益の企業コネクションを追求するためのウェブサイト、CorporateCabinet.orgを始めたばかりのパブリックシチズン(消費者運動団体)会長ロブ・ワイスマンがワシントンで私たちといっしょです。ミネアポリスではミネソタ大学企業法教授リチャード・ペインターに相談に行きます。彼は2005年から2007年のジョージ・W・ブッシュ大統領のホワイトハウス倫理規範弁護士のボスでした。

リチャード・ペインター:(資産公開報告を提出しないことについて)それは異常です。アメリカ政府倫理局(OGE)は政権移行を覚悟して準備に少なくとも1年かけてきています。任命された人には、何が彼らの資産であるか何が彼らの収入源かを詳しく説明する資産公開用紙、フォーム278を済ませることがきわめて重要です。そしてまた彼らがその一員となる機関と倫理上の取り決めを結ぶことも重要です。機関は利益衝突を避けるために売却されることになる資産が何か明記します、たとえ政府の問題でも残る資産に関しては利益衝突を避けるために彼らは辞退しなくてはならなくなります。
どの行政府の官僚でもその人に財政上の利害関係がある問題に関係することを禁じる刑事上の利益衝突法令があるのでこれはきわめて重要です。まさに彼らは資産を売却するかまたは辞退する必要があります。アメリカ合衆国にとって戦略的に非常に要注意の国、トルコ、ロシア、インドネシアにおいてかなりの投資またはいかなる投資も有する人が国家の安全に関して指導的立場につくことになるのを私たちは受け入れることができません。私たちは営利を目的とする教育ビジネスに投資する教育長官を受け入れることができません。これらは、重要人物が自分の仕事をするにあたり、奪われないといけなくなる投資です。

エイミー・グッドマン:ロブ・ワイスマン、今週、上院公聴会の前に詳細な調査を受けているこの内閣の任命された人について何が大きな懸念であるか具体的に言ってもらえますか?

ロバート・ワイスマン:これらの倫理規定に従わないことで私たちが見ているのは、選挙後早い時期にわかったことの繰り返しだと思います、私たちはアメリカ史上最も不正な政府について知るところだということです。そして私たちは2種類の不正について知るところです、ひとつは倫理規定を真剣に受け止めないため、きわめてスキャンダルであり法律違反であるでしょう。もうひとつの不正の類は、100%確実に保証される、回転ドア式の不正です。まさに、億万長者、巨大な貢献者、アメリカ企業から就任するあらゆる種類の人々がいます、そしていずれにせよ、あからさまに企業利益、彼ら自身の個人利益とつながりを持つ事項について決定することになり、利益衝突の規定に違反することになります。まさに、エクソンの前CEOが国務長官に任命されるという見るもいやな驚くべきことがあります。ね、エクソンは会社独自の外交政策を取り仕切って行っていますよ、今はエクソンが事実上、アメリカの外交政策を引き継いでいます。
労働省には、思うに労働法を守らせる重要人物を捜すのに最もふさわしくない地位をめぐってファーストフードチェーンの大物、アンディ−・パズダーがいます、現在、全米の労働法を強化するために指名されています。環境保護局には、環境保護局(EPA)の規制を攻撃する石油会社によって立案された手紙を石油会社に代わって書き、機関(EPA)を訴えた、オクラホマ州の司法長官スコット・プルイットがいて、現在、その機関を指揮するために指名されています。
下にあるリストを続けてもいわば終わりがありません。これらの人々の各々が、全く単独で、他のどの政府においても不法行為となります。しかし、私たちがトランプ政権から見ていることの全体はアメリカ史上においてまったく前例がないことです。

ロバート・ワイスマン:皆さんは、CorporpateCabinet.org(http://corporatecabinet.org)にいって、この最悪の指名された人たちの一部や彼らの衝突に目を通すことができます。もちろん、私たちは他の多くの人たちといっしょに、多くの最悪で最も相容れない不正のえり抜きを含め、全面的に反対勢力を動員しようと試みています。

◇トランプのトップチーム
BBC NEWS JAPAN 2016年12月2日

政権内で一番の金持ちはトランプ氏ではないかもしれない。教育長官に指名したベッツィー・デボスは、直販大手アムウェイ創業者リチャード・デボス氏の義理の娘だ。フォーブス誌によると、デボス家の資産総額は51億ドル(約5800億円)。
次に控えるのは、商務長官に指名されたウィルバー・ロス氏。ロスチャイルド社の破産業務の責任者から投資会社を設立したロス氏の資産総額は、フォーブス誌によると、25億ドル(約2900億円)。
ロス氏の下で副長官になる予定のトッド・リケッツ氏は、メジャーリーグのシカゴ・カブスの共同オーナーで、推定資産総額17.5億ドル(約2000億円)の実業家ジョー・リケッツ氏の息子。
普通の集団なら、財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏こそ、一番の金持ちだったかもしれない。投資銀行ゴールドマン・サックスで17年間勤めた後、ヘッジファンドを起こし、ローン不払いの債務者から家を取り上げることで有名になった銀行を取得した。報道によると、ムニューチン氏の資産総額は4000万ドル(約46億円)以上。
運輸長官になるエレーン・チャオ氏は、共和党のミッチ・マコネル上院院内総務と結婚しており、父親は海運会社を経営。
住宅都市開発長官候補で共和党から出馬していた元外科医のベン・カーソン氏や、保健福祉長官となる予定のトム・プライス氏も、共に資産総額は数千万ドルとされる。
政治ニュースサイト「ポリティコ」は11月、閣僚全員の資産総額は350億ドル(約4兆円)に上る可能性があると指摘した。これは、石油王ハロルド・ハム氏がエネルギー長官になればという前提つき。加えて、トランプ氏自身の資産総額が自称するように100億ドル(約1兆1400億円)を超えているならでもある。
経済ニュースサイト「クオーツ」はこれを受けて、350億ドルとはボリビアの年間国内総生産(GDP)より大きい額だと指摘した。
民主党側にも金持ちはいる。金持ちレースでチーム・トランプに対抗できるオバマ政権の閣僚は、ペニー・プリツカー商務長官だ。ハイヤットホテル創業者一族のひとりで、フォーブス誌によると資産総額は24億ドル(約2700億円)。
ジョン・ケリー国務長官の資産総額は2億ドル(約230億円)。ほかにもオバマ政権の閣僚数人が、100万ドルから1000万ドルの資産を持つと推定されている。
しかしトランプ氏は、既得権益にまみれたワシントンの「沼をさらい」、米国の労働者階級を代表すると繰り返したことによって、国内のブルーカラー地域の支持を獲得した。これだけ裕福な閣僚を次々と選んだトランプ氏に、支持者はそっぽを向いたりしないのだろうか?
トランプ政権移行委員会のアンソニー・スカラムッチ氏は、閣僚人事は選挙公約に矛盾しないとロイター通信に話した。
「仕組みを理解しているインサイダーも何人かいた方がいいし、規格外の考え方をして物事を上手に揺さぶるクリエーティブなアウトサイダーも必要だ。」
しかし民主党側はこれに同意しない。特に、スティーブン・ムニューチン氏の指名については、サンダース議員も、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)も、「単なるウォール街のインサイダー」と批判している。
両議員は共同声明で「ドナルド・トランプはワシントンに変化をもたらすと約束したが、これはそんなものじゃない。これは最悪の偽善だ」、「労働者家族を繰り返し痛めつけてきたウォール街の重役たちのいいように、ドナルド・トランプは今後も便宜を図るつもりだと、この人事からはっきりした」と攻撃した。

http://www.bbc.com/japanese/38178945

1月3日、トランプ政権の主要閣僚ポストの候補者とすでに指名が決まったポストは以下の通り。(ロイター2017年1月4日より抜粋)

○司法長官:ジェフ・セッションズ(アラバマ州選出共和党上院議員)
三代続いて南部同盟指導者にちなんだ名前を持つ筋金入りの人種差別主義者。レーガン大統領が連邦判事に任命しようとしたが、KKKを容認するような言動を問題視されて上院の承認を得られなかった人物。
○国務長官:レックス・ティラーソン(エクソンモービルの元CEO)
エクソンモービルは科学的知見をねじ曲げて気候変動を否定してきた企業。
○国防長官:ジェームズ・マティス(元中央軍司令官)
残虐を極めたファルージャ制圧で指揮を執り、“狂犬マティス”と呼ばれた。海兵隊大将を退役後、防衛産業に天下りして巨額の富を築く。
○教育長官:ベッツィー・デボス(共和党献金者。元ミシガン州委員長)
私学教育の優位を唱えてきた人物で、宗教法人の学校経営を推進する。
彼女は宗教右派を作り上げたミシガンの二大資産家の結節点。夫のディック・デボスはアムウェイ共同創業者の跡継ぎ、弟のエリック・プリンスは軍事請負企業ブラックウォーター創設者。
○厚生長官:トム・プライス(ジョージア州選出共和党下院議員)
○運輸長官:イレイン・チャオ(元労働長官。夫は共和党のマコネル上院院内総務)
○財務長官:スティーブン・ムニューチン(元ゴールドマン・サックス幹部、選挙戦でのトランプ陣営の財務責任者)
○商務長官:ウィルバー・ロス(著名投資家、ファンド「WLロス」会長)
○エネルギー長官:リック・ペリー(前テキサス州知事)
○国土安全保障長官:ジョン・ケリー(海兵隊退役大将)
○環境保護局(EPA)局長:スコット・プルイット(オクラホマ州の司法長官)
○労働長官:アンディー・パズダー(ファストフード大手CKEレストランツ・ホールディングスの最高経営責任者)
○住宅都市開発長官:ベン・カーソン(元神経外科医)
●大統領首席補佐官:ラインス・プリーバス(共和党全国委員長)
●首席戦略官兼上級顧問:スティーブン・バノン(保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の元トップ)

January 27, 2017

ワンナイトクルーズ


横浜大さん橋から午後5時に出航するワンナイトクルーズに行ってきた

フォーシーズンズのディナー、夜食、バーガーが込みとはいえ、やはり高額

ところが若い連中がおおぜい乗っている 

たった一晩、東京湾から出て相模湾を何度かぐるぐると回って帰ってくるだけなんだよ

しかもこの日は“大しけ”

働いているのは、ほとんどが外国人
「今日は揺れてない?」と聞くと、「ちょっとね」
「でも相模湾に入ったからもう大丈夫!」だってさ

まあ、しばしのはみ出し時間だね

朝のデッキ・ウォーキング
船の後尾から海を見ると、こんなイメージだったよ






January 26, 2017

唯一救われること

オバマの減刑でチェルシー・マニングが早期に釈放される

◇グレン・グリンウォルドがツイート(Glenn Greenwald@ggreenwald)
彼女はわずか29歳:きわめて頭がきれて、あわれみ深く、情熱的です。たとえ彼女がなにをしたいと思っても、彼女の影響力は巨大です。

◇エドワード・スノーデンがツイート(Edward Snoden@Snowden)
ジャーナリストの情報源を拷問するアメリカ合衆国は僕たちの国の品位にかかわる。さあ埋め合わせをしよう。
#FreeManning




◇オバマ大統領が F.A.L.N.(プエルトリコ民族解放軍)の闘士、オスカー・ロペス・リヴェラを減刑する
NY Times 17 JAN 2017

1970年代と80年代のニューヨークや他の都市の100以上の爆破と関連づけられるプエルトリコの民族主義グループで果たした役割のために有罪判決を下された男の刑を、火曜日、オバマ大統領が減刑した。

その男、オスカー・ロペス・リヴェラは、アメリカ政府を打倒しようとたくらむことに用いられる告発、扇動的な陰謀を含めて、多数の告発の罪有りと判決された後、70年の刑に服していた。

彼は F.A.L.N.(スペイン語の民族解放軍の頭文字)として知られている過激派グループに結びつけられて1980年代に有罪判決を下される12人以上の仲間のひとりだった。

オバマ氏の減刑命令の下でロペス・リヴェラ氏の禁固刑は5月17日に失効する。それは火曜日に発表された大統領による209の恩赦による減刑のひとつだった。

プエルトリコの独立のための激しい作戦行動を遂行した F.A.L.N.は、アメリカで活動する最もつかまえにくく、立ち直りの速いテロリストグループの中にまじると当局によってみなされた。その注目に値する攻撃の中に4人が殺害された1975年ニューヨークの Fraunces Tavernの爆破がある。

3人の警官が重傷を負った1982年大晦日のマンハッタンとブルックリンの4つの政府ビルの爆破によって例証されるように、グループは整然と組織された狂信的な熱意と奇襲作戦行動で知られていた。

ロペス・リヴェラ氏(74歳)は終身刑の半分ちかくを服役しており刑務所に残る唯一のF.A.L.N. メンバーであると、火曜日、オバマ政権の上級当局者は言った。

1981年に彼は扇動的な陰謀で55年の刑を宣告され、1988年にカンサス州フォート・レヴェンワースの刑務所から逃亡しようとたくらんでさらに15年の追加の刑を宣告された。

火曜のニュースはソーシャルメディアでかなりの人によって歓喜をもって受け取られた。

ブロードウェーミュージカル「ハミルトン」の創作者、リン・マニュエル・ミランダはツイッターにこう書いた:「ここロンドンで感謝して泣きじゃくる。オスカー・ロペス・リヴェラが帰ってくる。THANK YOU, @POTUS.」

長年にわたり、ロペス・リヴェラの支援者は彼をなんとか仮釈放で自由の身にしようとした。National Boricua人権ネットワークは2011年に、彼は国民に脅威をまったく与えないし、釈放された他のメンバーは生産的なトラブルのない生涯を持ち続けていると言った。

火曜のインタビューで、彼の減刑については広くいきわたった支持があったとロペス・リヴェラ氏の弁護士Jan Suslerは述べた。

「実のところ唯一の論争は、この男が誰かを傷つけるでも殺害するでもなく有罪を宣告されたのちに35年過ぎ、まだ刑務所にいたことです」と彼女は言った。El Nuevo Diaとの昔のインタビューでロペス氏は言った:「私はプエルトリコ、私の家族を享受したい。だが、私は仕事をしたい。私には人々と分かち合いたい、若者を組織化したり助けたりする若干のスキルがある。」

https://www.nytimes.com/2017/01/17/us/obama-commutes-sentence-of-faln-member-oscar-lopez-rivera.html?smid=tw-nytimes&smtyp=cur&_r=0


January 10, 2017

ソースパンから飛び出る時

人をしらふにさせるが楽観的な投稿でブライアン・イーノが2016年は新たなダークエイジの始まりではなくて緩慢な非文明化のプロセスの終焉だったと提案する。

◇ブライアン・イーノの“2016年の要約/2017年の行動の呼びかけ”に、「2016年、私たちは大量の幻滅を経験し、ようやくソースパンから飛び出る時であるのを実感したと思う」と書いてある

http://www.rollingstone.com/music/news/read-brian-enos-sobering-2016-recap-2017-call-to-action-w458691

◇ブライアン・イーノのフェイスブックより

2016/2017

大多数のわたしの友人の間でのコンセンサスは、2016年はひどい1年だった、そしてなにか想像もしたくないことの方へ長い下り坂の始まりだったということのようだ。

2016年はまったくかなりつらい年だった、だがそれは長い下り坂の終わりでしょうか、始まりではなく。というか、少なくとも終わりの始まり… わたしが思うには、わたしたちは約40年のあいだ衰退してきた、そして緩慢な非文明化のプロセスに耐えるが、今まで実際にまったくそれに気づいていない。ゆっくりと熱せられる水の鍋の中に置かれるカエルのことを思い起こす…

この衰退には、確実な雇用から不安定な雇用への移行、組合の破壊と労働者の権利の縮小、ゼロアワー契約、地方自治の解体、失敗に終わる公共医療、無意味な試験結果と成績一覧表によって判断される不十分にしか財源を与えられない教育制度、ますます受け入れられる移民に汚名をきせること、紋切り型の反応を示すナショナリズム、ソーシャルメディアとインターネットによって容易にされる偏見の集中、が入る。

この非文明化のプロセスは、社会の寛容さをあざ笑い、いかにも白人社会的な一種の自分本位を擁護するイデオロギーに起因した。(サッチャー:「貧困は人格の欠点」、エイン・ランド:エゴイズムに対抗する利他主義は害悪)。遠慮のない個人主義に重きをおくことには2つの効果があった:巨額の富の創造とそれをほんの少数の手中一点に集めること。たった今、世界の62人の大富豪が世界の人口の下位半分(36億人)を合わせたのと同じ資産を持つ。このすべての富は“トリクルダウン”して(徐々に中小企業と消費者に影響が及び景気を刺激する)他のだれでも皆をただもう豊かにするというサッチャー・レーガンのとりとめもない空想は起こらなかった。それどころか、この逆が起こった:大部分の人の実質賃金は少なくとも20年のあいだずっと下り坂だった、おまけに彼らの見込みとその子どもたちの見込みがどんどん薄れて見える。人が怒って、例によって解決のための政府の務めから顔をそむけるのも少しも不思議ではない。だれにせよ大量の金を持っている人に政府が最も留意するとき、現在わたしたちが知る巨大な富の不平等が民主主義の考え方をあざわらう。「ペンは剣より強大な力かもしれないが、財布はペンより強大な力である」とGeorge Monbiot が言ったように。

昨年、人々はこのことに気づき始めた。大いに怒って、たくさんの人が最も手近のトランプのようないやな人にとびついて理解力を超えて体制に打撃を加えた。だがそれは最も顕著なメディアが興味をそそるめざめだった。それに対し、もっと静かではあるが等しく強力な心の動揺があった:人々は、民主主義が意味するもの、社会が意味するもの、そしてそれらをうまくはたらかせるためにわたしたちがなにをする必要があるか、考え直している。人々は懸命に考えている、そして最も重要なのは、はっきりと声に出して一緒に考え抜いている。わたしたちは2016年に大量の幻滅を経験し、ようやくソースパンから飛び出る時であるのを実感したんだと思う。

これはなにか重要なことの始まりだ。それには関与が必要だ:ただツイートや好きなもの( likes)や辛辣なことばだけでない、思慮深くて創造的な社会的・政治的行動も必要。それには、なにかわたしたちが慣れっこになってちゃんと評価しないこと、たとえば、報道のなかで真実の風をしていることが、もはやタダでくるものと期待できないことを十分に理解することが必要だ。もしもりっぱな報道やりっぱな分析を手に入れたいなら、わたしたちはそれに代金を払わなければならない。それが金の意味だ:非法人、非主流派の側の記事を伝えることに一生懸命になる出版物やウェブサイトに対して直接の財政援助。同様に、もしもハッピーで創造的な子どもたちが欲しいなら、特定のイデオロギーに凝り固まった者や損得勘定だけの現実主義者にそれを任せておくのでなく、わたしたちは教育の責任を引き受ける必要がある。もしも社会的寛大さが欲しいなら、わたしたちは税金を払わなければならないし、タックスヘイブン(租税回避地)を厄介払いしなければならない。そしてもしも思慮深い政治家が欲しいなら、わたしたちは単にカリスマ的に過ぎない人物を支えるのをやめなければならない。

不平等は社会の急所をむしばみ、侮蔑の態度や憤り、ねたみ、疑い、いじめや傲慢、冷淡無情の発生源となる。もしもどんなものでもまずまずの公平な将来が欲しいなら、不平等が生んだそれらを押しのけなければならないし、わたしたちは一歩を踏み出していると思う。

やるべきことがとてもたくさんあり、とても多くの可能性がある。2017年は驚くべき1年になって当然だ。

−ブライアン