見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/03/05

性犯罪の前科者には蛍光カラーのグリーンを



性犯罪で有罪判決を受けた前科者のクルマのナンバープレートをすぐに識別できるよう蛍光グリーンにすることを義務づける法案が米オハイオ州議会に提出されました。
AP通信などによると、これまでにアメリカの幾つかの州で飲酒運転で前科のあるドライバーのナンバーをイエロー、ピンク、レッドに義務づけることはあるものの、性犯罪者を対象にナンバープレートの色を変えている州はないんだそうです。この法案に民主・共和両党の議員が賛成しているそうですよ。
ストリックランド同州知事の広報担当者が、州議会で法案が通過すれば知事は署名するだろうと述べました。でも、人権団体はグリーン以外のナンバーのクルマが安全であるかのような誤解を子供に与える恐れがあるとの懸念を示して、政治家の「スタンドプレー」だと批判しています。
当初、ピンクにしようという意見もあったそうなんですが、ピンクは乳ガン治療を受けてる人を指すことがあり、混同を避けるために変更したとのことです。性犯罪にはピンクのイメージがあるんでしょうか。なんとも男的な発想に思えますけど。
反対派の意見は、このような特別のプレートを使うとそのクルマに乗る性犯罪者の家族が傷つくというものです。
性犯罪は米国の社会問題の1つで、州によっては性犯罪者の顔写真や現住所などをウエブ上で閲覧できるシステムを導入しているところがあります。
このプレートで性犯罪者の追跡が容易になると警察は言いますが、どうなんでしょうね。今後、いろんな色のプレートをアメリカで見ることになりそうですが、これもカラード差別的なイメージで、なんともいやーな感じがします。
オハイオでは性犯罪者はすでに地元保安官事務所への登録が義務づけられていて、学校の半径300メートル以内に住むことを禁じられているそうですよ。

写真は、日曜、アラバマ州セルマで、オバマ上院議員とヒラリー・クリントン、そして夫のビル・クリントン元大統領が、記念行進に参加したときの様子です。
3月5日のニューヨークタイムズ紙からいただきました。