見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/06/04

シャットダウンG8


G8に反対する、いろいろな動機から一カ所に結集した多様な人々からなる大規模なデモについて書かれたニュースを読んだなら、ぜひライヴの映像も見てほしい。
独立系のオルタナティヴメディアでは「G8 TV」というのを立ち上げています。6月2日から連日午後9時より(日本時間は翌日の夕刻5時)ドイツの閑静な街で沸き立つ人々のようすを見ることができます。「百聞は一見にしかず」です。

反サミットデモで125人拘束=500人重軽傷
ドイツ北部のロストクで2日、今週開かれるハイリゲンダム・サミット(主要国首脳会議)に反対する大規模な抗議デモが行われ、警察が3日明らかにしたところによると、125人前後が拘束された。デモの主催者は、少なくとも165人が拘束されたと主張している。
暴徒化したデモ隊は、警察に火炎瓶や石、瓶を投げ付け、警察官140人以上が負傷、このうち30人が重傷を負った。デモ隊は、自動車にも火を放った。
デモの主催者は、警察がデモ隊の拘束に当たり、暴力を振るったと訴え、一部が病院に搬送され、20人が重傷を負ったと説明した。デモ隊の負傷者数は公式には確認されていない。軽傷者も合わせたけが人の数は、全体で500人に達するとみられる。
警察は、デモには約2万人が参加したと発表。これに対して主催者は、反グローバリズムや貧困撲滅を訴える団体のメンバーら約8万人が参加したと語った。警察は、警察官1万6000人を投入し、警備に当たった。 (AFP=時事)
サミット開催に反対し、反グローバル化を訴える団体などがデモや集会を開催。集会は野党幹部や反核団体代表らの演説、反戦歌手の演奏などで当初は平穏に進んだが、ニュース専門テレビN24によると、近くにいた約2千人の過激派が警官隊に投石を始め、催涙弾や放水車で応じた警官隊と衝突した。(日本経済新聞)

他のインディメディアによると、大規模デモを予測した警官隊の事前の道路検問などで自転車を没収された人々がいるなど、当局側の行き過ぎた警戒態勢が目を引きます。
写真は結集したデモ隊のようすです。G8 TVを見ると、デモに向けた人びとのアイディアに目を見張ります。牛の着ぐるみのお乳を搾る「おなか」のできとか、エタノールができるコーンのかぶりものとか、キュートです。メディアが過激派と称しているのはエミネムのラップで行進(ときどきモッシュ)する黒づくめの人たちのことでしょうか。こういうのに当局はめちゃくちゃ刺激されるんだろうね。
g8-TV.org/