見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/07/31

極度の貧困に追いやられるイラク民


オックスファムとイラクNGO連合からの新しい報告によると、イラクの人口のほぼ三分の一が緊急の医療援助を必要としている(BBCニュース)

報告には、イラク政府が800万人に達する、水、衛生設備、食料、シェルターといった生活に不可欠な基本的要素の提供を怠ってきているとある。
2003年の侵略以来、ますます悪化している永続する暴力のすさまじさが人道的危機を隠してきていると警告した。
400万人のイラク人が暴力のすさまじさによって住み慣れた土地を離れて生活を変えてきていることもわかった。
報告によると、200万人以上が国内で住み慣れた環境から外されているとはいえ、さらに200万人が隣国に流れていた。
木曜、ヨルダンでの国際会議が窮境にある難民を助けることを誓約した。

◇生活手段を失ったイラク人家族◇
何百万ものイラク人が暴力のすさまじさを逃れることを余儀なくされている、イラクの別の地域にせよ海外にせよ、その多くが極度の貧困状態で生きている

「極度の貧困」
UKに拠点を置く慈善団体とイラクNGO調整委員会(NCCI)による報告が恐怖を抱かせる判断を下すとバグダッドのBBCの記者ニコラス・ウイッチェルは伝える。
イラク人が直面する最大の問題は交戦だが、人口が「病気と栄養失調によってますます脅かされる」のがわかるのを調査は事実として受け入れた。
侵略以前の50%に比べ、イラク人口2650万人の70%が十分な水の補給なしにいるのを報告は示す。実際の衛生設備に手が届くのはわずか20%。
子供のほぼ30%が栄養失調、4年前の状況から急激な増加。イラク人の15%は普通に食べることができないでいる。
この報告にはイラクの子供たちの92%が問題を知ることで病んだともあった。
「長年の戦争と制裁によって損なわれた基本的備えはイラク人の不足を満たすことができない」とオックスファムインターナショナルのディレクター、ジェレミー・ホッブズは言った。
暴力のすさまじさにもかかわらず、イラク政府と国際社会はもっと人々の不足を満たすことができるはずだとホッブス氏は言った。
「心的に生活手段を失った人も含め、弱者に対して食料の包みを配るのと現金の支払いを拡大することで、イラク政府はイラクの最貧市民を助けることに本腰を入れる必要があります」と彼は言った。
「西側提供者はイラクと国際援助団体を通して機能しなければなりません、これらの組織が効果的に効率よく稼働するのを確実にするには、もっとフレキシブルなシステムを開発する必要があります。」
オックスファムは安全を理由に2003年以来イラクで稼働してきていない。

写真は、バグダッドで食料ボックスとブランケットを配る米兵の目に留まろうと精一杯やってるイラクの人たち。こんなことになったのはいったい誰のせい?頭くるよね。