見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2007/10/12

ゆがんだ世界



9月初め、イスラエル軍がシリアの疑惑の核物質現場を爆撃した。ここで、どうやってロシアから購入したシリアの防空レーダー網にひっかかることなく、これを成し遂げたか?とのミリオンダラー級の疑問が生じる。レーダー専門家デイヴ・ファルガムの答はこうだ、イスラエルはネットワークをハックした。

◇DANGERROOM by Sharon Weinberger 04 October 2007
米航空宇宙産業と退役した軍当局者らは、米国が開発した「Suter」のようなテクノロジーがイスラエルによって使われたと指摘した。空気伝送ネットワーク攻撃システムは英BAEシステムズによって開発され、L-3コミュニケーションズによる米国の無人航空機に組み込まれる。
このシステムは、過去1年を通して、イラクとアフガニスタンで使われてきているか、少なくともいつでも使えるように試されてきている。
このテクノロジーは、ユーザーを通信ネットワークに侵入させ、敵のセンサーが見ているものを見させ、システム管理者を装って乗っ取ることも許すので、センサーを操作して接近する航空機の位置を見えない位置にすることができた。
その操作課程には、すばらしい精度で敵のエミッターの位置を突き止めることが含まれ、データの流れをニセの標的や誤解させるメッセージのアルゴリズムが含まれるものに向けることで、コントロールも含め、幾らかの活発な動きを許すことになる。

これで疑問が解けるものかどうか、ぜんぜんわからないが、いままさにその集中攻撃の大当たりを研究するロシア人レーダーエンジニア団がいるのは確かなんだろう。
どうせわからないなら、こういう謎解きよりは、デイヴィッド・リンチの「インランドエンパイア」の謎解きのほうがいい。
リンチはわたしの持ってるヴィジュアル感覚のはるか彼方で彷徨っていた。でもときどき、触れてくる瞬間はすごいものがある。時間とか次元とか、誰であるかがパチッと切り替わるとき、入れ替わるとき、すごい。ムンクのような感情の「ゆがみ」はわたしの興味の対象でもある。

写真は精鋭のイスラエル空軍 こんなのを持ってる国と戦ってきているパレスチナ人って驚くばかりだ!
そしてリンチ監督