見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/01/08

スウェーデンする


スウェーデンしよう!
キャーっ、おもしろそう!日本では観客層を間違えた宣伝の仕方でコケたと言われている前作「恋愛睡眠のすすめ(個人的には「セロファンはアナーキー」)」もわたしは好きでした、ミッシェル・ゴンドリー監督。新作はやってくれたぜ!「Be Kind Rewind:どうぞ巻き戻してちょーだい」 米国では公開前にもかかわらず、「Sweding:スウェーデンしよう」が大流行なんだって。えっ、チープにそのへんのものを使ってローテクで映画を作り直すことです。
とにかく公式サイトから予告編をごらんください。
きっとあなたも「スウェーデンしたく」なりますよ。
http://www.bekindmovie.com/
監督&脚本:ミシェル・ゴンドリー(代表作:エターナルサンシャイン)
出演:ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローバー、ミア・ファロー
2008年1月28日全米公開の予定(日本公開は決まってます、ホッ)

◇ニュージャージの貧乏な町に古くてダサいレンタルビデオ屋があった。ビデオしか置いてないそこはDVDプレーヤーが買えない貧乏人やローテクなじいさん&ばあさんに重宝がられていた。店の常連のジャック・ブラックが高圧電線に触れて強烈な磁気を帯びることになり、店のテープを全部消去してしまう。
そこに常連のミア・ファローばあちゃんがやって来て、「ゴーストバスターズ」って映画はあるかと聞く。
困ったモス・デフ店長、わかるもんか、「自分で作っちゃえ!」と思いつく。
そしてジャック・ブラックや近所のアホ連中とこんな感じだったよなーというノリで「ゴーストバスターズ」をビデオで撮り始める。アルミホイルや本物のマシュマロ、段ボール、光線は糸のモールと、すべてがローテクだ。
ミア・ファローばあちゃんの甥っ子、ストリートギャングの悪ガキどもが店にやってきて、例の自前の「ゴーストバスターズ」をカウンターにたたきつける。
ウソがばれて殺される!と思ったモス・デフ 思わずしどろもどろで言い訳するジャック・ブラック
これが違って見えるのは、「あのー、えーと、スウェーデン製なんです。そう、スウェーデンからの逆輸入なんです」
「おもしろいじゃん。他にスウェーデン製ある?」
ナベをかぶった「ロボコップ」、「2001年宇宙への旅」、「ボーイズンザフード」、段ボールの「ライオンキング」に「キングコング」と、リクエストに応えて彼らは制作費数ドルの世界で「スウェーデン製」を作り、大当たりすることに! 

アメリカでは公開前なのに「金をかけないでガラクタや段ボールで何かを作ること」を「Sweding:スウェーデンする」と呼び始め、すでにYouTubeには「スウェーデンする」映画が登場しているという話だ。おもしろい!