見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/02/06

スーサイドボンバーズ


◇イスラエル南部ディモナのショッピングセンターで4日午前、自爆テロがあり、イスラエル放送などによると、少なくとも女性1人が死亡、8人が負傷した。警察は自爆テロ事件と断定。自爆犯2人も死亡した。ディモナは核研究施設があることで知られる。イスラエル国内での自爆攻撃は昨年1月に紅海沿岸のリゾート地エイラートで起きて以来。
(時事通信2008年2月4日)

◇ロイター通信によると、アッバス・パレスチナ自治政府議長の出身母体ファタハ系の武装組織「アルアクサ殉教者団」と、パレスチナ解放機構(PLO)反主流派の「パレスチナ解放人民戦線」(PFLP)が犯行を認めた。
イスラエル警察などによると、腰に爆発物を巻きつけた男2人が現場に近づき、1人が自爆。もう1人は爆発前に治安当局に射殺された。
一方、イスラエル軍は自爆テロ発生後、ガザ地区北部で過激派組織「パレスチナ民衆抵抗委員会」(PRC)の車を空から攻撃、乗っていた幹部を殺害した。自爆テロに対する報復かどうかは不明。
(毎日新聞2008年2月5日)

◇自爆攻撃の責任は、アッバス議長のファタハとばらばらにつながりのあるガザのアルアクサ殉教者団の分派によって犯行声明が出された。声明はパレスチナ解放人民戦線(PFLP)と今まで知られていないグループ、United Popular Brigade(統一人民団)で攻撃を実行したと言う。
だが、昨夜イスラエルの警察と軍が2人の爆弾犯の出所を確認するのを断ったとき、困惑が増大した。
同時にロイターはハマス筋が述べているとして、爆弾攻撃はイスラム教党派の軍部陣営によって作り上げられていた、そしてそれをしでかしたのはガザというよりヘブロンの人間だった、というのを引用した。もし事実なら、2004年以来のイスラエルでのハマス自爆攻撃となる。
(インディペンデント紙2008年2月5日)

◇火曜日、ガザ南部のハマス地盤をイスラエルの空からの攻撃が猛撃した。これによって少なくともハマスの闘士6人が殺され10人が負傷、3人がきわどいと、ハマスの防衛筋は述べた。
空襲はハンユニスの東の地盤を攻撃したと筋は言った。ガザ南部に空からの攻撃を実行したのをイスラエル防衛軍は確認したが詳細は提供しなかった。
(CNN 2008年2月6日)

写真は、昨日自宅で息子の写真を見せる自爆した22歳のLuay Laghwaniの母の姿
爆弾を腹に巻きつけてイスラエルの町に入るスーサイドボンバーズになるように仕込まれる青年の話、映画「パラダイスナウ」を見ると、イスラエルによって強いられる窮乏生活と世界から取り残され、檻の中に閉じこめられたと実感する少年や青年の将来への絶望感がボンバーズになる道を用意するんだというのがわかります。少なくとも映画を見ることで、わたしたちのガザっ子への距離は縮まると思います。