見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/03/25

国境なき記者団が短く抗議




ギリシャの女優が神聖な儀式を演じる。この聖火が引き継がれ、たどりつく先は、カラフルな民族性と人間性を押さえ込むことで成り立つ国。以下、24日ギリシャで開催された式典のニュースから写真を紹介しますーー。
◇一枚目の写真:8月の五輪にあわせ北京への旅を始める前に聖火がギリシャ、へーラー神殿のそばで点火されたとき、警備は厳重だった。
◇二枚目の写真:何千マイルも離れた中国で式典は、写真の北京にあるような、巨大スクリーンでライヴで見られる。(といっても、抗議者乱入の場面はカットされるので市民には見えない)
◇三枚目の写真:だが、ギリシャの式典はチベットの暴力に関する懸念から逃れることはできず、抗議者らがイベントを一時中断させる。この抗議者はギリシャ警察によって排除され見えなくなる。
(BBC NEWS 24 March 2008)

◇北京五輪の聖火は採火式が24日にギリシャで行われたが、式典では北京五輪組織委員会(BOCOG)の劉淇会長の演説中、複数の人権活動家が乱入して中国政府への抗議を行った。この抗議行動は、パリを拠点とする国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が計画したものであることが分かったが、同記者団は、8月8日の北京五輪開幕まで抗議行動を続ける意向を明らかにしている。
聖火は3月31日に北京に到着。そこから世界各地をめぐる聖火リレーがスタートし、5月には世界最高峰のエベレスト山頂通過も計画されている。しかし、テレビ中継も予定されている聖火のエベレスト越えは、チベット自治区ラサで起きた騒乱をきっかけに暗雲が立ち込めている。
一方、匿名のチベットの当局者は24日付のチベット・デーリー紙で、聖火のエベレスト山頂通過は厳戒な警備の下、必ず行われると言明。「地域の聖火リレー指導チームは、すべての関係各部門と緊密に連携・協力する予定だ」とし、「ダライ一派による騒乱や妨害」には厳しく対応するとしている。同当局者によると、チベット自治区を走るランナーの選考はすでに終了しており、ルートや日程も決定している。
(ロイター通信 2008年3月24日)

◇タイの非政府組織(NGO)グリーン・ワールド基金のナリサラ代表は24日までに、「中国によるチベットでの人権侵害に抗議する」とし、北京五輪の聖火リレーへの参加を取りやめると発表した。同代表は環境活動家で、タイのチャクリ王朝の名君とされる元国王ラマ5世(チュラロンコン王)の孫娘。バンコクで行われる聖火リレーに参加する80人のうちの1人に選ばれていた。
同代表は地元メディアに送った書簡の中で、「五輪を開く中国が人権を侵した。こうした行動は国際社会には受け入れられないという強いメッセージを中国に伝えたい」と記し、中国によるチベット政策の再考を促した。 
タイには4月18日、聖火がインドから到着。翌19日にバンコク市内の中華街からラマ5世像周辺までの約14キロの区間で聖火リレーが行われる。
(時事通信 2008年3月24日)

◇中国の北京五輪組織委員会が、長野市で4月26日に行われる聖火のリレーや式典を直接妨害する行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動も排除するよう要求している。長野市のリレー実行委員会が24日、明らかにした。
組織委との打ち合わせで、1998年長野冬季五輪でも五輪開催に反対する集会などをやめさせなかったことを例に挙げて理解を求めたという。実行委は「組織委は危険性があるあらゆるものを排除したいようだ」と指摘した。
(スポニチ 2008年3月24日)