見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/10/30

どたんばのオクトーバーサプライズ



◇どたんばの心変わりーアメリカ大統領選を追いかける
BBCのマチュー・プライス

実りのない一日だった、日の暮れる前のペンシルバニアをよく歩いて、フロリダのウエストパームビーチへと移動する。そこでボクたちはジョン・マケインのイベントを待ちかまえていた。

結局、それは共和党候補といっしょに移動する記者という「要員」を除き、すべての報道関係者を立ち入り禁止にした。それでいまボクたちはまたもや移動中、明日もう一度、ジョン・マケインに会えることを期待して北に引き返す。アトランタ空港ではちょうど日が沈むところだ。ボクたちはまだオハイオにたどり着けないでいる。遅れはないと決め込んで、移動時間は19時間!

この時期、オバマをコースから厄介払いするかもしれないかなりのカーブ、「オクトーバーサプライズ」のうわさ話がたくさんある。

現に影響を生じるには投票日に近づきすぎだとボクは考えているのだが、ここへきて保守的なウェブサイトでこれが準備され、起ころうとしてきている。そして少なくとも地方紙のなかでうまくやり遂げる徴候を示す。フォックスはまたそれをたくさん報道している。

アメリカ生まれのパレスチナ人大学生について好意を示す言葉で話すバラク・オバマのヴィデオを故意に削除するとしてマケインのスポークスマンが昨夜、LAタイムズを非難した。多くの人がこの種の報道にはうんざりだというのが私が持つ感情だが、ことによると、もうひとつ、よく誤用され人を惑わせる言葉「テロリスト」とオバマを結びつけるものが、誰かさんの考えを変えることになるのかも?
(BBC NEWS 29 October 2008)

◇フランスのサルコジ大統領が、自身の人形をブードゥー教の教本とセットで販売している出版社に対して出版の差し止めを求めていた訴訟で、現地の裁判所は29日、大統領側の請求を棄却した。この教本では、ブードゥー教ののろいの儀式用に、同大統領の人形に針を刺すようになっている。
裁判所は、その人形が「表現の自由とユーモアの権利の範囲内」と判断。サルコジ大統領側の肖像権の侵害に当たるという主張を退けた。
出版社は、この教本を2万部発行。人形には、同大統領が昨年握手を拒否された市民をののしった際に述べた言葉もプリントされている。
(ロイター通信 2008年10月30日)

◇フランスTV TF1などによると、判断は呪いの人形について「サルコジ氏という個人に対して針を刺しているのでなく、(大統領の)発想や政治的立場を皮肉ろうとするもの」と評価。「表現の自由とユーモアの範囲内だ」と認めた。大統領は上訴する方針という。
70年にはポンピドー大統領が、76年にもジスカールデスタン大統領が、いずれも大統領をからかう表現を含んだ印刷物について訴えを起こし、大統領側の主張が認められていた。
(朝日新聞 2008年10月30日)

◇教材セットはカリブ海地域にみられる呪術的色彩の強い民間信仰、ブードゥー教をサルコジ氏のぬいぐるみを使いながら学ぶ趣向。ぬいぐるみには論議を呼んだサルコジ氏の発言や政策が記されていて、添付の針を突き刺し、うさを晴らす体裁になっている。
(共同通信 2008年10月30日)

写真は人気のブードゥー人形サルコジ版。仏社会党ロワイヤル前大統領候補のブードゥー人形もあって、こちらも人気者、でもムキになるサルコジとは違って彼女は「有名になった代償」と軽くかわす。ロワイヤル版ブードゥー人形もカワイイです!