見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/01/04

遠く離れていても 感じる



土曜夜、イスラエル兵と戦車がガザに侵攻したとイスラエルのスポークスマンは言いました。ハマスは命が尽きるまで戦うと言います。一方、イスラエルの空襲に抗議するロンドン大会に警察の発表で1万2000人が集まりました。

◇ロンドンではガザ空襲に抗議する人たちがテムズ川からトラファルガー広場まで行進した。その多くがダウニングストリート10(首相官邸)では靴を投げるかまたは靴を置いたままにした。

大会では数人のスピーカー、シンガーのアニー・レノックス、コメディアンのアレクセイ・セイル、元ロンドン市長ケン・リヴィングストン、そして政治家のジョージ・ギャロウェイが、群衆に向けて話した。

アニー・レノックスは、ガザ空襲のTVの映像に心乱れ動揺したと、金曜の記者会見で言った。BBCのウェブサイトに投稿されたヴィデオによれば、「心の底まで衝撃を受けた」と彼女は言った。「ひとりの母親として、そしてひとりの人間として考えていました、なぜこれが安心(平穏)に対する説明になるのかと?」

トラファルガー広場での2時間の大会に引き続き、抗議グループはイスラエル大使館まで4.8キロ行進することにした。イスラエル大使館では週日抗議が続けられている。

(CNN.com 4 January 2009)

◇2008年の国連人憲賞を受賞したラムゼイ・クラークがガザ地区で殺人を引き起こしているイスラエルの空爆、封鎖、武力侵攻をただちにやめるよう求める緊急アピール、署名活動を始めています。↓以下のサイトからどうぞ。
http://www.iacenter.org/gazapetition/

署名の宛先:ジョージ・ブッシュ大統領、バラク・オバマ次期大統領、コンドリーザ・ライス国務長官、ヒラリー・クリントン次期国務長官、リチャード・チェイニー副大統領、ジョー・バイデン次期副大統領、連邦議会の指導者、藩基文国連事務総長、ミゲル・デスコト・ブロックマン国連総会議長、国連安全保障理事会の理事国リーダー、イスラエルの閣僚と野党党首、主要メディアの代表

◇アピール文
 
イスラエルは60年におよび、国連総会と国連安全保障理事会決議、国際司法裁判所、国際法、そして基本的人権の要請に異議を申してて拒否し、処罰されないままパレスチナ人民を迫害し続けてきました。

ここ数年、パレスチナ人が虐待され、貧困を強いられ、分割され、そして貶められている一方で、イスラエルは、ますます豊かになり、強力で暴力的になっているのに、自分自身を犠牲者だと宣言するようになっています。

最も効果的な組織に対してパレスチナ人を分裂させる、これが長年一貫したイスラエルの戦術でした。近年の大部分でイスラエルはファタハを攻撃しました。今イスラエルが攻撃する標的はハマスです。だが、パレスチナ人はひとつであってパレスチナ国家もまたひとつです。これがパレスチナ解放機構の指導原理です。イスラエルの方針は常にパレスチナ国家樹立の可能性を破壊することでした。ハマスに対する犯罪的な攻撃は、実はパレスチナ国家樹立を阻止し、それを分割して征服するという、イスラエルの継続的な攻撃の一環なのです。

大失敗のブッシュ政権が終わり近づいている今、現在汚職で刑事告発を受けた首相がいるイスラエル政府(オルメルトは暫定首相)は、国際的な孤立や、パレスチナの窮状を深刻にして大虐殺を行うため、ガザ地区を統治するパレスチナ指導者を恣意的かつ組織的に葬り去るのを国際世論が許すかどうか試しています。ガザ地区への無差別攻撃や侵攻の動きを十分知ったレバノン、シリア、イラン、アフガニスタンの中東アラブ諸国、すなわち悲惨な規模の闘争に至る危険をかかえるイスラム社会全体に激しい怒りを燃え上がらせて、それはインドとパキスタン間にも広がることになります。

イスラエルのために戦うアメリカやEU、NATOと共に、アメリカの「唯一無二の」大統領ジョージ・W・ブッシュがイスラエルを支援し、ガザであら探しをしている間、イスラエルはガザの抵抗する力を破壊してパレスチナ人に最終的な解決を無理強いするだけでなく、この地域におけるイスラエル支配拡大を阻害する可能性をつぶすため、イラン、シリア、レバノン、パキスタン、そしてアフガニスタンで戦争につながる対立を探しているのです。

署名に参加した私たちは、この危険で困難な日々と時間のなか、国連、アメリカ、NATO加盟国、中立のヨーロッパ諸国、アジア各国、第一に中国、インド、インドネシア、パキスタンの政府、アフリカ、中南米諸国に対し、イスラエルとパレスチナに即時停戦し、平和の確立を要求するよう求めます。恒久平和のすべての要件が満たされるまで、ガザ、イスラエル、エジプト、および地中海へのすべての国境を人道支援物資を運ぶため開放するとともに、イスラエルの武力行使や禁輸処置も止めることを求めます。

私たちは各国政府と人道団体に、医療、食糧、人道物資、シェルターなど、パレスチナが必要とする緊急援助を提供するよう求めます。そして平和と正義と世界中の男・女・子どもに平等な尊厳を真剣に模索するすべてのメディアに、「イスラエルはただちに攻撃をやめよ」とヘッドラインで報じるよう求めます。すべての党派は、ひとつの国家が承認されるかパレスチナ国家が国連総会決議181号(1947年)の完全履行に沿って1948年10月以前の統治が委譲され、パレスチナが繁栄するまで、パレスチナ人との交渉の継続に努めなければなりません。

(署名活動を広めるため、「訳:どすのメッキー」を引用させていただきました)

写真は、ガザに侵攻するイスラエル兵士と、ガザ急襲に抗議するロンドンのラリー