見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/01/09

ガザ停戦要求決議 アメリカだけ棄権


◇ヤファのアラブ人とユダヤ人の抗議

一家全員を含める避難民40人が殺されたシャバリヤの学校の砲撃から2時間後、戦争に反対するアラブ人とユダヤ人の抗議が1月6日(火曜)ヤファで起こった。それはいま毎日イスラエル中いたるところで起こるも同然の戦争に反対する多くのデモのひとつだった。Zedaaka組織とヤファの一覧表による呼びかけに従って、数百人のアラブ系イスラエル市民がヤペットストリートに集合した。グシュ・シャロームの活動家、防護壁に反対するアナーキスト、平和のための女性連合など、ユダヤ人抗議者らがこれに加わった。アラブ人抗議者たちは彼らの怒りを特にアラブ国家の指導者らに向けた。彼らはガザに対するイスラエルの猛襲に協力すると非難された。繰り返し発生するスローガンは、「ムバラク(エジプト大統領)は米国とイスラエルの代理人」だった。数人のアラブ人とユダヤ人抗議者らは、イスラエルとパレスチナの国旗を並べて見せるグッシュ・シャロームのエンブレムを高く掲げた。他にヘブライ語で「ユダヤ人とアラブ人は敵であることを拒否する!」とあるポスターを掲げた。最も人気のあるスローガンは、「バラク、バラク、国防大臣、あんたは今日までに何人子どもを殺してきた?」と、「政府の大臣は全員戦争犯罪人」である。抗議者たちはアラビア語とヘブライ語で「戦争犯罪をやめよ」、「未亡人と孤児は選挙ではない」と言った。
(グッシュ・シャロームのウェブサイトより)

◇イスラエル軍が学校砲撃の誤り認める

エルサレム:パレスチナ自治区ガザで6日に起きたイスラエル軍戦車が住民の避難所の学校を砲撃し、40人以上が死亡した惨事について、学校を運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、同軍が誤って攻撃したことを認めたと指摘した。9日付のイスラエル紙ハーアレツが報じた。
それによると、UNRWAスポークスマンは8日、同紙に対し、「イスラエル軍は別の場所からの攻撃に対して反撃したもので、学校への砲撃は意図していなかったことを認めた」と語った。イスラエル軍はこれより先、砲撃について「ハマスが人間の盾を使った」として正当性を強調していた。
(時事通信 2009年1月9日)

◇イスラエル、国連停戦決議を無視 死者800人に迫る

エルサレム:イスラエルは9日、国連安全保障理事会が採択したパレスチナ自治区ガザでの停戦を要求する決議を無視し、大規模な軍事作戦を続行した。AFP通信によると、昨年12月27日の作戦開始以来のパレスチナ死者数は777人に達し、犠牲者増加に歯止めが掛からない状況だ。
イスラエル軍の声明などによると、同軍は8日夜から9日未明にかけ、イスラム原理主義組織ハマスが使用する施設や武器庫、武装組織の集団などガザ全土の標的50カ所以上に空爆を加えた。北部ベイトラヒヤで戦車が家屋などに砲撃を加え、中部ディルアルバラでは海軍艦船がロケット弾発射拠点に対する攻撃を行った。
(時事通信 2009年1月9日)

◇国際赤十字が異例のイスラエル批判 負傷者と遺体放置

ロンドン:赤十字国際委員会(ICRC・本部ジュネーブ)は8日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で国際人道法違反を犯していると批判した。
中立・不偏をモットーとするICRCが、紛争の一方の当事者を批判するのは異例。ICRCはガザ市内に職員を入れることを今月3日からイスラエル軍に求め続け、7日午後にようやく許可を得た。
ICRCによると、職員は現地で数々の「ショッキングな出来事」を目撃した。砲撃を受けたある家では、母親の遺体に寄り添う4人の幼子を発見、子どもたちは自力で立てないほど衰弱していた。別の家でも、複数の遺体や負傷者を見つけた。この家から80メートルの地点にはイスラエル軍が進駐していたが、何の手助けもせず、職員らに即時退去を迫ったという。
ICRCは、「国際人道法は(敵味方を問わず)負傷者を避難させ手当てすることを義務づけているのに、イスラエル軍は順守しなかった」と言明。パレスチナ人の救急車がガザ地区内を自由に移動できないことにも強い遺憾の意を示した。
(読売新聞 2009年1月9日)

◇ガザに安全な場所はどこにもない

エルサレム:パレスチナ自治区ガザに侵攻したイスラエル軍は6日、国連が運営する学校3カ所を砲撃し、少なくとも45人が死亡した。学校には、連日の戦闘をおそれて数百人の住民が避難していた。空爆が始まって以来、これほど多くの民間人の死亡が一度に確認されたのは異例。戦車が学校の近くで砲撃したとの目撃証言もあり、イスラエル批判の国際世論が高まるのは必至だ。

ロイター通信によると、6日夕、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプ内にあるアルファホラ学校がイスラエル軍の戦車の激しい砲撃を受け、中にいた子どもらパレスチナ人40人の死亡が確認された。負傷者も多数出ている。目撃者によると、2台の戦車が学校のすぐ外で砲撃をしたという。

6日午前には、北部のガザ市でシャティ難民キャンプ内の学校が空爆を受け、2人が死亡した。南部のハンユニスにある学校もイスラエル軍の砲撃にさらされ、3人が殺された。3校とも、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校だが、昨年12月27日からの空爆を受けて、それぞれ数百人の住民が避難生活を送っていた。

イスラエル軍の報道官は、学校への攻撃について詳細を調べていると語った。

AFP通信によると、パレスチナ問題を担当する国連のゲイラード人道調整官は「3件の悲劇的な事件は、捜査する必要がある。国際的な人道が侵されたとすれば、責任を明確にしなければならない」との声明を出した。

ガザの国連幹部のジョン・ギングさんは「ガザには安全な場所は、もうどこにもない」とAP通信に話した。

(朝日新聞 2009年1月7日)

◇アフガン南部で反イスラエルデモ 数百人が参加

カブール:アフガニスタン南部カンダハルで5日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に抗議するデモが行われ、約700人の参加者がイスラエル国旗を焼くなどして暴力停止を訴えた。
現地のCNN特派員によると、デモ参加者は反イスラエル、反米のスローガンを叫び、ガザ侵攻への怒りをあらわにした。地元有力議員らが先頭に立ち、拡声器で「戦闘の停止を」と呼び掛けた。
一方、アフガンの中でも不安定な治安状況が目立つカンダハル州では、先月中旬の爆弾テロでカナダ兵3人が死亡。さらに先週、市場で爆発が起き、子どもを含む民間人2人が死亡するなど、暴力の連鎖が続いている。
(CNN 2009年1月6日)

写真はニュース局「デモクラシーナウ!」のスタッフの新年のごあいさつ
「新年らしさ」が欲しかったので、いつもすごいなー!と感動させられる彼らの顔を紹介したくなりました。写真をクリックすると拡大版でご覧になれます。