見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/05/30

アッパーイーストサイドのスタバ


◇ニューヨーク、マンハッタンのコーヒーチェーン大手スターバックス付近で25日、小型爆発物が爆発した。けが人はなかった。警察当局は、ここ数年に起きた未解決の爆破事件との類似性を指摘している。

爆発は現地時間25日午前3時半ごろ、マンハッタン、アッパーイーストサイドの住宅街にあるスターバックス付近で発生した。事件発生当時、店は閉まっていたが、爆発により窓が割れ、外壁が損傷を受けた。

ニューヨーク市警のレイモンド・ケリー本部長は「今後、使用された爆弾のタイプを分析する。爆発物専門家は、火薬を使ったものとの見方を示している」と述べた。

ニューヨークでは過去数年間に、メキシコ領事館、英国領事館、タイムズスクエアの新兵採用施設でも爆発物が爆発する事件があり、いずれも午前3時半から4時半の間に発生している点で類似性があるという。

(AFP 2009年5月26日)

◇92丁目の1642サードアベニューにあるスターバックスのそばの居住者らは、仕掛け爆弾が破裂してクルマの警報装置を誘発する午前3時30分頃、いきなり衝撃をくらって目が覚めた。

ガス爆発だった場合の用心に、緊急作業員らはコーヒーショップの建物の上の5つの部屋にいる人を一時的に避難させた。

警察は、事件がテロリストの仕業だったとの徴候はなかったと言った。

爆発の数時間後、証拠のしるしとなるものが直近のエリアに点在して、分析されるプラスチックと木の破片を正確に指摘する。警察からの人員、FBI、アルコール・タバコ・火器・爆発物局、合同テロリズム特別調査団が現場を徹底的に捜した。

月曜の爆発がマンハッタン周辺の同様の時間に起こった他の3件と関連づけられるかどうか、調査は裁定しようとしていると当局は言った。先の攻撃は、2008年タイムズスクエア新兵採用施設、2007年39丁目イースト27のメキシコ領事館、2005年845サードアベニューにある英国領事館が入るオフィスビルであった。

それぞれ早朝の爆発は、ほとんどダメージを加えなかったし、死傷者をもたらさなかった。自転車に乗る人が先の3つの攻撃現場の監視ヴィデオで見分けられるか押さえられた。逮捕者は出なかったと警察は言った。

月曜の爆発の一人の目撃者、スターバックスの上に住むイッサム・ヘイジ55歳は、爆発の前に窓から外を見て、おそらく10代の2人がサードアベニューを横切ってベンチに接近してから走るのを見た。数秒あとに爆発が起こった。「火薬の臭いがした」と彼は言った。

ヘイジ氏の、現場から逃げる14歳と16歳ほどの2人の白人の若者の話の側面を、他の目撃者らが確証してきているとある捜査員は言った。捜査員は前の事件とのどの関連もたいしたことでないように言ったが、結論には達してきていないと言った。導火線で点火され、栄養ドリンクのボトルに入っていたかもしれない火薬が、どうやら仕掛け爆弾に入っていたらしいと彼は付け加えた。

現場を訪れたデイヴィッド・A・パターソン知事は、仕掛け爆弾は黒いテープとホイルにくるまれていて、導火線で爆発したと言った。

仕掛け爆弾が花火または花火に使われる火薬から作られた可能性を捜査員らは除外していなかったとレイモンド・W・ケリー警察本部長は言った。「われわれは使われてきている爆薬のタイプを分析するつもりでいる」と彼は言って、それが「低起爆性」とだけ説明する。

警察が監視ヴィデオを求めてエリアを捜索していたとき、マイケル・R・ブルームバーグ市長は居住者たちに情報があったら当局に電話するようしきりに促した。

ブルームバーグ市長は、前の爆発との類似点について特に言及した。

「実害はない、確かにけが人はない、実は誰かを殺すこともできたんですよ、どうやら向こうに病的な精神の持ち主がいる、たぶんひとり以上の」と彼は記者会見で言った。「私たちは彼らを捜している。」

月曜遅く、娘を連れて爆発現場のそばを歩く女性が、「CSI:科学捜査班」のような番組がどのように撮影されるかを説明した。そこで彼女は歩道が舞台装置でないのを了解した。

「これは現実の事?」と彼女は言った。少女の手をつかんで慌てて立ち去ったとき、彼女は「私は映画だったみたいに説明している」と言った。

(NYTimes 26 May 2009)