見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/06/08

ティラー博士の遺言



◇ジョージ・ティラー博士(1941−2009):女性の生殖の健全に終生専念したことで記憶される殺害された中絶従事者

生殖の権利の支援者たちは、中絶従事者ジョージ・ティラー博士の殺しを嘆き悲しんでいます。67歳のティラーは、日曜カンサス州ウィチタの教会の礼拝に出席したとき撃たれました。ガンマンは現場から逃走しましたが、後にカンサスシティ郊外で容疑者が取り押さえられました。容疑者のスコット・ローダー51歳には、反中絶活動にかかわる経歴があり、かつて爆発物の罪状で逮捕され投獄されました。彼にはフリーメンとして知られる右翼の分離主義者グループとのつながりがありました。ティラー博士は生殖の権利を支持することに取り組み、年がら年中、適法の嫌がらせを受けました。

(デモクラシーナウ!2009年6月1日)

◇殺しは避けられたと言って、ジョージ・ティリー博士の殺害の容疑者について、FBIに通告したことを中絶クリニックのマネージャーが明かす

カンサスシティの中絶クリニックのマネージャーは、殺しの前日を含め、ジョージ・ティラー博士の殺害の容疑者について、先週FBIに2度伝えたと述べます。容疑者のスコット・ローダーは、錠をしてドアを開かなくすることで、女性の助けとなるクリニックを蛮行で破損しました。身元を守るため仮名を使うクリニックのマネージャーは、FBIが彼の通告に基づいて行動していれば、ティリーの死は避けられていたと言います。

◇「これは無視してすまされることでなかった」:FBIが殺しの容疑者について通告されていたとのニュースに、ティリーの同僚、スーザン・ロビンソン博士が反撃

同僚の葬儀のためウィチタに戻る数日前、スーザン・ロビンソン博士が、別の中絶クリニックがティリー殺しの容疑者についてFBIに通告していたとのニュースに反撃します。

◇ティラー殺しの拍車が、長年にわたる反中絶の過激派に対する米国のものぐさを完全に変えろとの要求を復活させた

多くの批判者にとって、1977年以降殺される8人目の中絶医、ティラー博士の殺害は、国内の右翼、反中絶過激派の脅威を深刻に受け止めるのを辞退してきたアメリカ政府を目立たせます。

◇生殖の権利への終生のかかり合いを実証した見解を、ティラー博士は2008年の講演ではっきり示した

フェミニスト・マジョリティ協会を前にしてのティラー博士の2008年3月の講演から抜粋します。もっともで、より人間的な社会のためのヴィジョンを論じるティラー博士はこう言いました。「私たちは戦争、流行病、敵意、強欲、裁き、エゴ、うぬぼれに傾注してきました、そして失敗しました。あらゆる付き合い、関係において、やさしさ(親切な行為)や礼儀、正義、愛、敬意からなる新しいパラダイムが私たちには必要です。」

(デモクラシーナウ!2009年6月3日)

写真は中絶医の死を悼む女性たち