見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2009/07/28

チェイニー訴追までせっつく



◇男性というのは時々ちょっとせっつく必要があります。私たちは生ゴミを持ち出すのを気づかせなくてはなりません。あるいは学校の子どもを迎えに行くことを。あるいは拷問を調査するため特別検察官を任命することを。エリック・ホルダー司法長官の場合、あなた方のせっつきが功を奏しました!手紙や「あなたの支持を取りつけた」と彼に伝える電話が、オバマ政権の希望に反しても、持ちこたえて拷問を調査するため特別検察官を任命することにざっと目を通し始める勇気を彼に与えてきています。

これはすばらしいニュース!でも、問題があります。ホルダーの調査は拷問計画そのものの設計者ではなく、政権によって決められた適法の限界の度を超した低レベルの尋問者にもっぱら集中させるらしいとのウワサがあります。

もっとせっつく時機に思えます。ディック・チェイニーを含む、拷問にゴーサインを出したトップの連中で始めることと特別検察官を割りあてることで、ホルダー司法長官を激励してせっせと動いてもらうため、下記のサイトをチェックしてください。
http://salsa.democracyinaction.org/dia/track.jsp?v=2&c=HscAaORiCa9p2uUEAIAOpTsNwXNVIZYe

チェイニーは法律やモラルを重んじません。あるいはその種の問題に政府のチェック&バランス(行き過ぎを抑えて均衡をとる)を重んじません。先週ちょうど、秘密のスパイ行為作戦について議会から情報をそらすようチェイニーがCIAに命じたことがわかりました。ディック・チェイニーの裏工作の場所の取引について私たちが知れば知るほど、調査してブッシュ政権の犯罪を訴追しなければならない理由は増えます。

(CODEPINK 16 July 2009)

写真は6月4日、オバマがカイロ大学で演説したときのカイロの街中の風景

○中東和平ではイスラエルに入植地を凍結するよう明確に求め、「米国はパレスチナ人が国家を持つとの願望に背を向けない」と説明。2国家共存による解決を訴えた。
際立ったのは、核開発を進めるイランに対する融和的な姿勢だ。断交している両国関係の歴史では「冷戦時代、民主的に選ばれたイラン政権の転覆に米国は役割を果たした」と自国の非にも触れた。そのうえで「多くの問題について前提条件なしに話し合う用意がある」と対話を呼びかけた。
(朝日新聞より引用)

○このカイロ演説は、おそらくオバマ大統領が核廃絶を訴えた4月5日のプラハ演説と並ぶ重要な演説として記録されるでしょう。
オバマ大統領は演説の最初に「私たちはアメリカとイスラム社会の間の緊張に直面している。その緊張は現在の政策論争を超える歴史的な力に根ざしている。イスラム社会と西欧社会の関係は何世紀にも及ぶ共存と協力と同時に宗教戦争の歴史であった。両者の緊張は、多くのイスラム人の権利と機会を否定する植民地主義と、多くのイスラム国家をイスラムの理念に敬意を払うことなく代理国家と扱った冷戦によって助長されてきた。またモダニティとグローバリゼーションによってもたらされた広範な変化によってイスラム人の多くは西欧をイスラムの伝統に敵対するものとみなすようになった」と、両者の間にある緊張の根源の深さを指摘しています。特に連続テロ事件以降、アメリカとイスラム社会の関係は抜き差しならぬ事態にまで発展しています。かつてネオコンの指導者の一人でイラク戦争を支持したフランシス・フクヤマは、ネオコンと袂を別ち、国家再建プランを持たなかったイラク戦争の失敗を認め、さらに「過激なテロリストはイスラム世界の一部に過ぎず、世界中の大多数のイスラム教徒は穏健な人々である」とイスラム社会との和解を説いたことがあります。同様にオバマ大統領も「私はアメリカと世界中のイスラム教徒の間の新しい出発を求めてここにやってきた」と述べています。
(フリージャーナリスト中岡望のサイトより引用)
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=287