見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/03/26

Climategate 気候スキャンダル



◇10万5000個のタトゥー:イラク人アーティスト、ワファ・ビラルが自分のボディをイラク人とアメリカ人死者の記念となるキャンバスに変える

公式の戦死者は10万人でしたが、ことによると100万人になるとあまねく見積もられます。アートワークの最新作でイラク系アメリカ人アーティスト、ワファ・ビラルは、この大それた犯罪行為の数に取り組もうとします。それは、「..and Counting」という刺青をする24時間のライブパフォーマンスで、3月8日の夜ニューヨークのアートギャラリーのためのエリザベス財団で始まりました。9日の夜までにビラルの背中にはイラクの都市の名とアメリカ人兵士の死者を表す5000個の赤いドットと公式のイラク人死者数を表す見えないインクで彫られる10万個のドットが刺青されることとなります。イラク人死者数を表すドットは紫外線の下でのみ見えるものです。

◇主要な環境保護団体は批判に相当する

中には、地球を救うという公認の任務に正反対だと言う立場の人がいる、彼ら自身のランク内から主要な環境保護団体が批判を受けています。ネーション誌の最新号で英国のジャーナリスト、ヨハン・ハリはこう書きます。「私たちが人類の歴史において最大の環境危機に直面するとき、闘いの先頭に立って行くのを運命に定めるグリーン(環境保護)組織の多くが、世界最悪の環境汚染者から現金をどんどんもうけ、見返りに科学を根拠とする環境保護主義を葬ることに忙しい... 受け入れない人々によって大々的に宣伝されるいんちきの気候スキャンダルの渦中に、ほら、本物のClimategate(気候スキャンダル)です。」

(9 March 2010 デモクラシーナウ!)

◇イスラエルがヨルダン川西岸に新規5万区画を計画

パレスチナ当局はその決定を1600戸の新規入植地住宅を建設するイスラエルの計画をもとに判断しますが、イスラエルの新聞ハーアレツはその数が極端に高いものになるといま報じています。国際的に認められる1967年の境界を超えた占領地にイスラエル政府は5万区画の新規住宅を建設するつもりでいるとイスラエル計画当局は言います。区画のわずかな数はアラブ人地区に建設されますが、大部分はもっぱらユダヤ人の東エルサレム入植地に建設されます。

◇イスラエル軍のレイチェル・コリー殺害で民事裁判が始まる

話変わってイスラエルでは、殺害されるアメリカ人平和活動家レイチェル・コリーの家族によって起こされた理不尽な死亡事件の裁判が始まっています。7年前、23歳の大学生コリーはガザでイスラエル軍のブルドーザーにつぶされて死にました。彼女は取り壊しを止めさせようと、パレスチナ人の家屋の前に立っていました。もっと早いイスラエル軍の内部調査はブルドーザーを運転していた兵士らに責任を免除しました。3月10日水曜、レイチェル・コリーの父親のクレイグ・コリーは法の裁きまでの長い道のりについて思案の結果を述べました。
クレイグ・コリー:「私たちは外交手段を通じて当然の報い(処罰)を追い求め、米国の調査を期待しました、もちろん、シャロン首相はブッシュ大統領に徹底的な行動と私たちの娘の殺害の信頼できる透明な調査を約束しました。そしてそれはまだ起きていません。」

◇ゲイツがサウジアラビアに兵器援助を誓約

イランに集中するものと思われる会談のため、今日ロバート・ゲイツ国防長官はサウジアラビアにいます。サウジアラビアが「広域射程の空と海とミサイル」兵器を入手するのを手助けするアメリカの計画をゲイツがサウジの王室に請け合ってきているとニューヨークタイムズ紙が報じています。サウジの首都リヤドに到着したとき、ゲイツは会談でイランの話題が「上る」のを期待すると言いました。
ロバート・ゲイツ国防長官:「私たちのサウジの友人とパートナーに加えて軍と軍の結びつきを含める私たちにはあふれる数の話すべき主題がある。確かに私たちには扱う非常に幅広い課題がある。」

◇プレバル:米国の議員らはハイチ政府への直接支援を拒む

米国の高官を相手にプレバルのワシントン訪問の一環として、水曜オバマ大統領がハイチのレネ・プレバル大統領をホワイトハウスでもてなしました。今月末の提供者の国際会議に先だって、ハイチ政府は支援計画を決定的にしています。オバマは、さんざんな地震の結果として起こるハイチ再建を手助けすると誓約しました。
オバマ大統領:「プレバル大統領と私が検討したように、現地の状況は相変わらず急を要するままで、人々はきっと危機が終わる状況を正確にとらえているはずです。それでも多くのハイチ人が困っています、あるケースでは避難所や食べ物や医薬品を命がけで必要としています。そして春の雨期が近づくことで、そのニーズは増すばかりとなります。今の努力目標は二次災害を防ぐことです。」
オバマのコメントにもかかわらず、政府への米国の補助手段を求めるプレバルの嘆願は、たいてい馬の耳に念仏です。ワシントンポスト紙とのインタヴューで、計画された3億5000万ドルの予算不足を克服する彼の援助の要請に対し、議会指導部は気のない反応をしたとプレバルは言いました。地震の2週間後AP通信は、米国がハイチ援助活動で費やす1ドルにつき1ペニーに満たない額をハイチ政府は受け取っていると報じました。1ドルにつき食べ物に費やされる9セントの3倍以上の33セントが米軍扶助に出費されます。ハイチでは失業するハイチ人労働者がプレバルの外国訪問を批判しました。
ピエール・アリオドール:「私たちは食うための稼ぎがなにもない。私たちは生きるための安全な場所がない。つまりどういうことか?まさに私たちにはなにもないんです。私たちはまったく独力で生きています。実際、私たちにはハイチの政府が見えません。プレバルが行動して、まさしくオバマに会いに行っているとき、彼は自分のビジネスを取り計ろうとしているだけで、実際、彼がハイチ国民のためには何もするつもりがないというのがその理由です。」

◇ビルマは政敵を選挙から締め出す

主要な対抗馬が国政選挙で立候補するのを妨害するためにビルマでは暫定軍事政権が新しい法律を課してきています。法律は、民主主義びいきの指導者アウン・サン・スー・チーを含める、誰とは問わず有罪判決を有する者が公職を得ようとするのを禁止します。声明で、ヒューマンライツウォッチのアジア局長、ブラッド・アダムズは、「軍の気骨を有して民間の規則の体裁を考案しようと意図するごまかしの政治プロセスを続ける」と言って、暫定軍事政権の動きを非難しました。

◇カンサスシティが重大な学校の閉鎖、一時解雇を発表

ミズーリー州のカンサスシティ教育委員会が5000万ドルの赤字のまっ最中に街の公立学校のほぼ半数を閉鎖することを票決で認めました。世に言う「合理化」計画が、カンサスシティの61の学校のうち28校を閉めて、285の教師の口を含める3000の職のうち700を削減することになりました。

◇国連報告者:オバマ政権は拷問の真相を突きとめるべき

ジョージ・W・ブッシュ前大統領の下で犯される拷問の徹底的調査に着手するのを拒むために、拷問に関する国連の独立した専門家がオバマ政権を批判してきています。国連の拷問に関する特別報告者、マンフレッド・ノーワークは、政権が最近の政策を調査するのを拒否することで、さらなる拷問の下地をお膳立てする危険にさらすと言いました。
マンフレッド・ノーワーク:「オバマ政権としては、その業務(慣例)を実際に調べるため徹底的調査追求の全権限を持つ、ハイレベル、第一級の委員会または特別な徹底的調査追求を実際に設置することに、他にあまりにも多くの理由があります。それは私たちにはなお相当の文書の機密扱いを解くことを意味し、それゆえ、何があったか、世界を除いて、ブッシュ政権によって犯された重大な人権侵害は何だったか、もちろん私の場合には、どういう類の拷問の手法かを、アメリカ国民に教えることを意味します。ことによると、私たちはすべてを知りません。」

◇国際勇気ある女性賞(International Women of Courage Award)

世界中から10人の女性活動家がアメリカ国務省の「国際勇気ある女性賞」を与えられています。ヒラリー・クリントン国務長官が水曜、国務省で賞を手渡しました。
ヒラリー・クリントン国務長官:「孤立と威嚇、暴力のおどし、投獄を耐え抜いてきている世界中からの女性を私たちは尊敬しています。多くが正義と自由と平等な権利を誰でもみなに前進させるために命を危険にさらしてきてもいます。彼女たちの身の上話は、たとえあなたが誰であっても、どこに住んでいようとも、世界の政府によって尊重され保護される、すべての人々の権利と威厳の前にすべきどれほどたくさんの仕事が残されているかを私たちに気づかせます。でも、この女性たちが、変化が可能なことを証明します。」
ジンバブエのジェスティナ・ムココが受賞者の代表として話しました。
Jestina Mukoko:「国際勇気ある女性賞は、人種、宗教、肌の色にかかわらず、世界中からのすべての女性を団結させる連帯のメッセージです、そして、私たち各自がしていることを理解し認めることで、もはや言葉が障害でなくなっているのを私たちは経験により身につけてきています。それどころか、マダム・セクレタリー(女性国務長官)、女性の権利は人権であるとのあなたの強い意志に共鳴するのみならず、今年の国際女性デーのテーマ、”権利平等、機会均等、すべてに対する進歩”と調和しています。」

(デモクラシーナウ!11 March 2010 ヘッドラインより)

写真は、前立腺ガンで死にかけていることが離婚訴訟で明らかになるデニス・ホッパー
離婚裁判の文書には、ホッパーは前立腺ガンの末期とある。証言するには不調すぎるが、ハリウッドのウォークオブフェイムに彼の星形をしるす式典に出席するのを医師は認める。もしデニス・ホッパーが26日金曜の式典に出席すれば、ファンが生きてる俳優を見る最後かもしれない。
ホッパーは妻と1月に別れた。
(CNN 25 March 2010)