見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/06/24

意味のない封鎖解除



◇英国のアフガニスタン使節が職を辞す

英国のアフガニスタン特別代表、Sherard Cowper-Colesが辞職したとのニュースが入ります。もと英国のアフガニスタン大使のCowper-Colesは、アフガン政策で米国の片割れとしょっちゅう衝突してきています。タリバンや別の反乱者集団との交渉を含めて、彼は融和尽力の提案者でした、そしてアフガニスタンで軍事的解決をしきりに要求する米国に異議を唱えてきています。2008年、アフガニスタンでの米国の戦略は「失敗する運命」であるとの言い分と、占領は「解決ではなくて問題の一部」と呼ぶのを引用されました。

◇トロイ・アンソニー・デイヴィスの申し立てで、証拠となる審問が始まる

ジョージア州死刑囚監房棟の囚人、トロイ・アンソニー・デイヴィスが、彼の大いに論争となっている非番の警察官殺害の有罪判決のあと、今日、ほぼ20年ぶりにサバンナ法廷に出廷しています。彼の潔白を確証できた証拠を提出するのを被告側に認めるため、昨年、最高裁はデイヴィスの事件で新たな審問を命じました。最初の裁判での非警察官9人の参考人(目撃者)のうち7人が以後彼らの証言を撤回してきています。デイヴィスを犯罪場所に結びつける直接の物的証拠は1つもありません。

◇ルワンダ収監後、Erlinderが米国に帰国

ミネソタに活動の本拠を置く弁護士Peter Erlinderが、ルワンダ刑務所でほぼ3週間過ごした後、帰国してきています。ルワンダ国際刑事法廷の弁護士で全米弁護士組合の前任議長のErlinderは、野党大統領候補の法的弁護で手助けするため先月ルワンダに到着後すぐに投獄されました。彼はルワンダ大虐殺の打ち消しを抗弁によって妨害しルールを破るといって告訴されました。ルールは野党を黙らせる手段に使われてきているとルワンダ政府を批判する人々は言います。逮捕以来4回入院させられて、全世界の応援の発露を受けた後、先週、健康上の根拠に基づいて開放されました。

◇モンサント農作物で最高裁判決に両方が勝利を主張

農業関連産業の巨人モンサントの遺伝子組み換えアルファルファ種子は最高裁判決の後に勝利を主張しています。7対1の評決で最高裁判所は、農作物の危険を米国政府がさらに続けて分析するまでモンサントのアルファルファを差し止める禁止令をひっくり返しました。けれども、法廷は、農業省が規制を廃止するまで種子は違法のままでよいとも裁決しました。国民の異議によって阻止されることがある一手です。モンサントに抗議するグループを率いる、「食の安全センター(Center for Food Safety)」は、陳述で、「遺伝子組み換え作物により引き起こされる自然植物の遺伝子汚染の脅威が、現在と将来は重要な環境の懸念事項であるのを法廷の判決は認めた」と言いました。

◇グリーンピース活動家がBPの弁論を中断させる

ロンドンの国際石油資本会議で火曜日、環境保護団体グリーンピースに賛同する活動家たちが最高位のBP経営陣による演説を中断させました。活動家たちが演壇の不意を襲ったとき、BPのスティーヴ・ウエストウェルは、ワールドナショナル石油会社会議に群がる石油会社の幹部とエネルギー大臣に語りかけていました。
抗議する人:「きみらみんなは、これ以上石油について物を言うのを許されるべきではない。私たちは石油時代を終わらせる必要がある!私たちはグローバルな気候を保護する必要がある!」
BPの絶えず悩まされるCEO、トニー・ヘイワードは、あいさつを伝える予定にありましたが、出席を取り消しました。

◇スリランカ闘争で言い立てられた虐待を国連が突きとめる

昨年のタミルタイガー(タミル・イーラム解放の虎)の反乱で、スリランカ軍の粉砕の最も厳しい数カ月に従事する申し立ての人権侵害を突き詰めることに国連が着手してきています。3人の委員団が両方の側の言い立てられた違反行為を取り調べるつもりです。スリランカ政府は威勢よく摘発調査に逆らってきています。インターナショナル・クライシス(国際危機)グループからの最近の報告が、スリランカの内戦のこの前の数カ月に、幾万もタミル族の民間人が死んだと言っています。ほとんどがスリランカ軍の砲撃のためにです。

◇ジャマイカは麻薬王と言い立てられた人物を逮捕

先月何十人もの人を死なせた捜索のあとに、ジャマイカ当局は真偽の疑わしい麻薬王クリストファー・コークを逮捕してきています。コークに忠実な貧しい居住地区への襲撃にジャマイカ軍勢が乗り出したとき、少なくとも76人が死んでからもう少しでひと月という火曜日、コークが降服しました。米国は、麻薬と麻薬経営の罪状でコークの引き渡しを要求しています。

◇イスラエルは東エルサレム解体を早め、4人のパレスチナ人政治家の追放処分を言い渡す

イスラエルと占領下の自治領で、イスラエル政府は、Silwanの東エルサレム居住地区のパレスチナ人住宅20戸以上を取り壊す計画を進めています。イスラエルはパレスチナ人の場所に考古学の遺物公園を建てたがります。イスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相がホワイトハウスでオバマ大統領と会見する予定にあったちょうど2週間前にこの動き(提案)が生まれます。そうした中でイスラエルは、ハマス傘下の4人のパレスチナ人政治家の追放処分を言い渡してきてもいます。彼らがイスラエル国家に「忠実でない」と見なされた後、政治家の資格身分が取り消されてきています。パレスチナ当局の報道官Ghassan Khatibは、イスラエルの措置を非難しました。
Ghassan Khatib:「パレスチナ政府は直近のイスラエルの、東エルサレムのパレスチナ人の利権侵害、とりわけイスラエル国家に忠実ではないと言い立てられた4人のパレスチナ立法府の上院議員の国外追放を、厳しく非難しとがめました。」

◇道路の輸送貨物がガザ入に取りかかる

この間、ガザでは、支援必需品の輸送積み荷が封鎖を改めるイスラエルの決定に引き続いて沿岸の飛び地に入り始めています。ガザ居住者は、引き続き不可欠な建材を禁じるとしてイスラエル非難しました。
ガザ居住者:「彼らが包囲を解いたのは、ほんのメディア用プロパガンダにすぎませんが、事実上、私たちはどのような変化も見ていません。住民は完ぺきに破壊された家屋を建てたがっています、なのに建材がありません、電子機器とか機械工の資材もありません。彼らがこれらの資材をガザに許さないとしたら、包囲解除に意味はありません。」

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 23 June 2010)

◇ジャマイカの「麻薬王」拘束、米国に引き渡しへ

ジャマイカ・キングストン:カリブ海の島国ジャマイカで22日、麻薬密輸の罪などで米当局が起訴し、身柄引き渡しを求めているクリストファー・ コーク被告(41)が警察に拘束された。

警察責任者が地元メディアに語ったところによると、コーク被告は首都キングストン市内の米大使館に向かっていたが、事前に情報をつかんだ警察が検問所で制止し、身柄を拘束した。

警察はただちに米国への引き渡しに向けた手続きを開始するとしている。同責任者は「拘束中の本人の安全確保に全力を尽くす」と表明し、市民らに平静を呼び掛けた。

米司法省は2009年、コーク被告が国際犯罪組織の指導者として麻薬と銃器の流通を共謀したとの罪で起訴していた。5月には、同被告を拘束しようとした治安部隊と被告の支持者らがキングストン市内で4日間にわたり衝突し、数十人の死者が出ていた。

(CNN 2010年6月23日)
△写真はロビン・フッドやパブロ・エスコバルに似かよるキングストンの麻薬王(アメリカがそう申し立てる)、クリストファー・コーク