見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/07/27

泥沼にはまる実体をリーク



今朝のウィキリークスのトップニュースに続き、以下のメールが届いた...

◇Dear vamos、

「ペンタゴンペーパーズ」以来、アフガン戦争に関してWikiLeaksの暴露のように一触即発の世間の風潮の内に人前にすっぱ抜かれる戦争の内幕は何もない。昨夜、私たちは、ベトナム戦争を終わらせるのに役だった「ペンタゴンペーパーズ」を公表するダニエル・エルズバーグと話した。彼は言った。

「Wikileaksは、全くの再演を示すこの戦争の生き生きとした記述を私たちにもたらしてくれている。ちょうどベトナムにおいてと同様に、米国議会によって弁済され、麻薬取引によって支えられる、進んで行う意欲がめぼしい取り柄の賄賂を取る不適格なひとそろいの同盟国。私たちは疑う余地なくエスカレートする手詰まり状態の泥沼にはまる。オバマが求めてきている軍の増強は何も効果を生まないだろう。
この戦争の無益な行為を衆人に気づかせるため自分を棒に振るブラッドリー・マニングの勇気に私は感心する。米国議会にこの戦争の財源を無理やり停止させるため、この秘密の暴露を活用することによって、私たちはきっと彼の犠牲をむだにしないと駄目押ししよう。」

「リーク」は、米国議会が戦費としてさらに33億ドルをどうしても決議しようとするまさに7日間にやって来る。先月のあなた方の呼びかけや議会訪問、不退転のおかげで、行政府は彼らが要請する戦争資金手当に関して敏速な採決に持ってゆくことができないでいる。あなた方の尽力が影響を与えてきている。今度は反対する者の水門を開いて、犬死にするため私たちの兵士をさらに送るつもりである財政援助をおぼれさせないといけない。

この呼びかけの情熱をあおり立てるのに、14歳の少女を殺害してよちよち歩きの子どもに傷を負わせた道路封鎖での砲手のような出来事も、7人の子どもたちを死なせた海兵隊の空爆も含める、一般市民の死傷者に関する欄に至るリンクがほらここにある。ここで私たちのWikiLeakの話題を読むこともできる!

戦争資金手当を封じることができるかどうか、いずれにしても私たちには議会の戦争認可者と戦争反対者をはっきりと見分けることができる、つまり、彼らが8月に地元に帰ったときと11月の中間選挙の投票所で私たちは彼らを懲らしめて返報することができる。

このリークを反戦圧力の津波に変えるあなた方にありがとう、
Bonnie, Dana, Farida, Gael, Gayle, Joan, Jodie, Medea, Nancy, Rae, and Victoria

(CODEPINK 26 July 2010)

◇最新の「ペンタゴンペーパーズ」:WikiLeaksがアフガニスタン戦争の壊滅的な絵を描く9万件以上の軍機密文書を公表する

それは米軍史上最大のリークのひとつです。過去6年間のアフガニスタンにおける米軍の行動9万件以上の内部文書が不都合なことを公表する人のウェブサイト、WikiLeaksによって発表されてきています。文書はアフガニスタン戦争の手厳しい生き生きした描写を与えます。どんなふうに連合軍が報告されていない出来事で何百と一般民間人を殺してきているか、どんなふうに秘密の腹黒い特殊部隊が裁判なしに暗殺または拘留のため標的を追いつめるか、どうやってタリバン攻撃が急上昇するか、どうやってパキスタンが反乱をたきつけるか、を明らかにします。

(デモクラシーナウ!26 July 2010)

◇アフガニスタンにおける軍事作戦に関する米国防総省の機密文書約9万2000点を、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が25日公開した。パキスタンの情報機関がアフガニスタン反政府勢力を支援していた実態などが記されているとされ、ホワイトハウスは情報開示を非難する声明を発表した。

公表されたのは2004〜2010年に米国防総省が作成した文書で、これまで明らかにされていなかったアフガニスタン戦争に関する情報も含まれている。情報源は明らかにされていない。

情報漏えいについて最初に報じたのは、米紙ニューヨークタイムズ、英紙ガーディアン、独週刊誌シュピーゲルの3社で、数週間前にウィキリークスから機密文書を受け取り、同サイトが情報を掲載する25日に報道することで合意していた。

NYタイムズは文書について、「パキスタンが表面上は米国の同盟国でありながら、自国の情報機関員に(アフガニスタンの旧支配勢力)タリバンと直接会うことを許可している」事実を示唆していると報じた。また「秘密戦略セッション」として、パキスタン情報機関が「アフガニスタン駐留米軍と敵対する武装勢力のネットワークを組織し、アフガニスタン指導者の暗殺を企ててさえいた」と伝えた。

英紙ガーディアンは、多国籍軍の作戦で、タリバンだけでなく、ますます多くの民間人が殺害されている現状が克明に記されているとし、「アフガニスタン戦争の失敗を衝撃的に描写する内容」と伝えている。

ホワイトハウスは文書がウィキリークスのサイトに公表される直前、情報漏えいは米国民の命を脅かす危険があると非難する声明を発表した。

一方で、文書の内容に関しては、パキスタン情報機関とアフガニスタン反政府勢力のつながりは長く疑問視していたと指摘し、09年3月31日にロバート・ゲーツ国防長官が「(パキスタン情報機関)"三軍統合情報部(Inter Services Intelligence、ISI)"が(過激派グループと)接触していることはわれわれにとって大きな懸念」と述べた発言など、過去に軍幹部が懸念を表明した例を公表。驚くべき内容ではないとの見方を示した。

ウィキリークスには以前も、イラク・バグダッドで米軍ヘリコプターが市民を銃撃する極秘映像が公表され、米軍兵が情報漏えいの罪で起訴された。

(AFP 2010年7月26日)

◇ワシントン:内部告発情報を公開するウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が、大量の軍事機密文書を暴露した問題で、米軍の捜査 当局は26日、7月初めに米軍の機密情報を不正入手したとして訴追した陸軍情報アナリストのブラッドリー・マニング容疑者が情報源ではないかとみて、捜査を行っていることを明らかにした。

マニング容疑者はイラクに駐留していたが、ウィキリークスで公開された文書はすべてアフガン戦争に関するものだった。だが、捜査当局は同容疑者が使用していたコンピューターを調べ、アクセス可能だった文書や転送した文書の特定に努めている。国防総省のスポークスマンは、マニング容疑者が捜査対象となっていることを認め、「マニング容疑者には大きな関心を寄せている」と述べた。

一方、ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジュ氏は26日ロンドンで記者会見し、機密文書の提供者の名前を明らかにすることや、同提供者がどのようにして文書をコピーし流出させたのかについては論評を拒否した。ただアサンジュ氏は、マニング容疑者の弁護士費用を負担していることを明らかにした。

(ウォールストリートジャーナル 2010年7月26日)

◇アフガニスタン戦争ログ:Wikileaks創立者ジュリアン・アサンジューー「戦争犯罪の証拠が見えてくる」

リークされる無数のアフガニスタンからの米軍ペーパーズは、切実に調査されなければならない、ありうる戦争犯罪の証拠に等しいと、ロンドンでの記者会見の席上でWikileaksの創立者ジュリアン・アサンジュは言っている。

(ガーディアン紙 26 July 2010)

http://www.guardian.co.uk/world/video/2010/jul/26/afghanistan-war-logs-wikileaks-assange
△ジュリアン・アサンジュのクールなロンドンでの約5分の記者会見がここで見れます↑

写真はアフガニスタンのアメリカ海兵隊(ガーディアン紙)