見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2011/01/28

パレスチナの領土と民族をカラ売り



〜アルジャジーラが伝える今週の出来事から〜
・エルバラダイがエジプトに到着(暗殺されちゃうんでは!?ムバラク打倒のデモに参加すると言ったエルバラダイIAEA元事務局長はおそらく死を覚悟してエジプト入りしたに違いない)
・反政府集会がイエメンに打撃を与える(アラブ諸国は一気に民主化に動くのかもしれない)
・ムバラクの統治はおびやかされるか?
・残っていたベンアリ支持者らが内閣から消える

〜前イスラエル外相、カディマ党首、イスラエル交渉担当者リブニ(Tzipi Livni)のコメント
「私は弁護士です... でも、法律に違反します。」

〜パレスチナペーパーズから〜
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/

驚き!→ "パレスチナ自治政府はイスラエルのガザ戦争を事前に知っていた"

・パレスチナ自治政府代表がエルサレムと聖地の分割に前例のない妥協を提案
・自治政府が難民を空売り 約600万人のパレスチナ難民の帰還権に関してほんの一握りを認めることを提案
・イスラエルのアラブ人口を追放か?リブニを含めるイスラエル交渉担当者がイスラエル国家のアラブ人の村の一部とパレスチナ領土のイスラエル人入植地の交換を提案
・ガザ地区のハマス指導者を殺害するイスラエルの計画にパレスチナ自治政府が意欲を表明

■パレスチナペーパーズ■アルジャジーラ 
by Gregg Carlstrom 23 January 2011

過去十年のイスラエル・パレスチナ交渉からアルジャジーラは1600点余りの内部文書を入手してきている。 
 
ここ数カ月を通じてアルジャジーラはイスラエル・パレスチナ紛争に関連した機密文書のこれまでに最大のリークに対して妨げられることのないアクセスを割り当てられてきている。イスラエル・パレスチナ和平プロセスの内幕を詳述する幾千もの外交通信の記録、1700点近くのファイルがある。これらの文書、非公開の会合のメモ、Eメール、図解、会議録、ハイレベルの応酬の報告、作戦書類やパワーポイントのプレゼンテーションにも、1999年から2010年までの日付が付く。

要素は豊富で詳細だ;それはアメリカ、イスラエルの高官とパレスチナ当局の役人を巻き込む継続する交渉の類のない内部模様を提供する。

アルジャジーラは2011年1月23日から26日までこの文書を公表するつもりだ。それらは以下について初めての詳細を明らかにするものだ:

・東エルサレムの違法なイスラエル人入植地を進んで譲渡するパレスチナ当局の意欲と神殿の丘(Haram al-Sharif/ Temple Mount)の現状について前向きとするパレスチナ当局の意欲

・難民と帰還権に関してパレスチナ当局が調整する用意があるとの歩み寄り 

・パレスチナ当局のイスラエルとの安全保障協力の詳細

・ゴールドストーン報告が国連で吟味されていた2009年後期にパレスチナとアメリカの交渉団の間の内密のやり取り

これら文書の注意を要する本質によりアルジャジーラはその出典を明らかにするつもりも、どんな方法で私たちが所有することになったか書き立てるつもりもない。それらの信ぴょう性を私たち自身で請け合うため長期間ずっと非常な配慮を要してきている。

私たちはこのデータ(ネタ)はジャーナリスト、学者、歴史家、政策立案者、一般社会に対して測り知れないほどの価値があるものと信じる。

ここにあるネタのいくつかは議論の的となるだろうことを私たちは心得ている 、けれども、害するのではなく知らせること、冷ますのではなく論争や熟考の導火線になることが私たちの意図である。読者や見る人は私たちが意見を表すところのコメント欄を用意してきていることに注目するように。編集方針に一致して、私たちが不適正と見なすコメントを削除する権利を私たちは残すが、すべての一般市民の意見、すべての視点は重んじるつもりである。

公表と事実を与えられたとき公開討論と公共政策は強くなり繁栄して持ちこたえるとの私たちの基本的な信念の投影と同様に、読者や見る人へのサービスとして私たちはこれらペーパーズを提出する。

△全文はここに↓あります  
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/2011/01/201112214310263628.html

△中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、中東和平交渉を巡ってイスラエルとパレスチナ、そして仲介役のアメリカ政府との間で交わされた、1999年から去年までの10年余りにわたる内部文書を入手したと伝えました。この文書は、会合の議事録や電子メールなど1600点以上に上り、署名などから、多くはパレスチナ側から流出したものとみられるとしています。このうち、23日に公表された文書では、2008年にパレスチナ側の代表が、東エルサレムにあるユダヤ人入植地のほとんどについて、イスラエルへの併合を認める大幅な譲歩を提案する発言などが含まれています。東エルサレムは、パレスチナが将来の独立国家の首都と位置づけている場所です。この文書について、PLO=パレスチナ解放機構のアリカット交渉局長は、アルジャジーラに出演し、文書は「うそのかたまりだ」と非難しました。一方、イスラエル側は今のところ公式な見解は示していません。
(1月24日NHKニュースから抜粋)
全文はここに↓あります
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110124/t10013588681000.html

△アルジャジーラは、イスラエルとパレスチナ暫定自治政府との会合の議事録だとする文書を新たに報じ、イスラエルによるパレスチナ武装勢力の幹部の殺害に暫定自治政府が協力していた疑いがあると伝えました。パレスチナ内部で指導部への批判がさらに高まることも予想されています。
アルジャジーラは25日、2005年10月に行われたイスラエル軍の参謀総長とパレスチナの内相との会合の議事録を入手し、この中には、イスラエル側がパレスチナ武装勢力の幹部の殺害を持ちかけたのに対し、パレスチナの内相が「部下に指示を出した。様子を見よう」と答えたと記されているとしています。武装勢力の幹部は、この会合の1カ月後にイスラエル軍のミサイル攻撃で殺害されており、アルジャジーラは、パレスチナ暫定自治政府がイスラエル側に何らかの協力をした疑いがあると伝えています。これについて、イスラエルとの武装闘争を掲げるイスラム原理主義組織ハマスの幹部はNHKの取材に対し、「暫定自治政府がパレスチナ人を裏切り、イスラエルの占領に協力してきたことを裏付けるものだ」と暫定政府を強く非難しています。
(1月26日NHKニュースから抜粋)
全文はここに↓あります
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110126/t10013634231000.html



写真は一般市民の家屋や町工場や畑から子ども・女性・高齢者まで全滅させる気ではないかと思える圧倒的戦力のイスラエルによるガザ戦争の跡
(アルジャジーラ)