見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2013/12/20

ショッピングモールに無人機


◇イスラエルのモールで戦争無人機をウィンドーショッピング

11月26日、イスラエルのRishon LeZionにあるシネマシティモールのサングラスの売店と映画館入り口のあいだ、まさしくピカピカの日産の新車が見つかると期待するところに、定期的にモールに行く人のために異なる種類の車両、軍用無人機 4X-UMI Heron I が展示されていた。
モールは一日中続く無人機販売品評会に変わっていた。イスラエルの航空宇宙産業によって製造される Heron I は人気の的だった。イスラエルの国土安全保障業界紙、i-HLS Magazineよって組織されていた自律的無人システムズ&ロボット工学代表者会議はイスラエルで開かれるその種の最初のものだった。
アクションスリラーや子どものマンガを宣伝する映画ポスターの前の天井から無人機がぶらさがるシネマシティモールは品評会にとってシュールな背景をなしていた。幾つかのレストラン、ジュエリーキオスク、Heron Iの隣のサングラスの売店を含め、たくさんの店が開店していた。それどころか、参列者の何人かは、Heron Iや近くの観覧車の上空を飛ぶ他の無人機を見るため子どもたちを同行した。
ある意味で、この設定は無人機テクノロジーの民間応用に向けられる会議の焦点にふさわしかった。映画館の前のプレゼンで、無人機のセンサーを開発する会社Velodyneのデイヴィッド・オロシュニクは、ハリウッド映画のカメラ・プラットフォームとして使われる無人機の可能性について話した。
民間応用への関心にもかかわらず、もちろん、軍事テクノロジーも展示のなかにたっぷりあった。品評会の会社の大部分が軍事システムを生産した、そして多くの参列者がすっかりイスラエル国防軍の制服を着ている。
ベングリオン大学で無人潜水艦を開発したHydroCamelは、無人機テクノロジーの軍事と民間の用途の統合のよい例を提供する。HydroCamelプロジェクトのディレクター、Guy Kaganは無人機は非売品だと説明した。それはプロジェクトのスポンサーを惹きつけるために会議で展示されていた。「主要な考え方は海洋学的な研究調査にハイドロキャメルを使うこと」だとKaganは言っている。
また、バックパックの中に入れて持ち運べ、軽量のチューブから打ち上げられる軽量級の使い捨て無人機、UvisionのWASP UAVも陳列されていた。UvisionのAmit Morag は、無人機は主として下検分(偵察)になるが"決死任務"のために弾頭を取付けられると言った。「WASPは、消火活動やガスパイプラインの監視といった一般市場をあてこんだ実用性に用いることができる」とMorag は言った。一方、3Dプリンターメーカー Stratasysは、どのように3Dプリンターが無人機のパーツを創り出せるかをプレゼンする。3Dプリンターは、ほぼすべてのタイプの無人機に使用できる翼と部位をすぐに安く生産することができる。
最近、Dan Gettingerは無人機が戦争の仕方を変換する可能性について書いた。仮に自律的無人システムズ&ロボット工学代表者(AUS&R)会議がなんであれ徴候であるとして、私たちはもっと大きな何か、私たちが日常的に考える兵器やテクノロジーの点で革命を見ているのかもしれない。軍用無人機の先進テクノロジー発祥の地、イスラエルは軍の無人システムの民間活動範囲への統合のための活動の中心になるだろう。同じ無人機が農薬を噴霧し、爆弾を落として暴徒を追跡し同じ手段で対抗するためにますます使われるとき、民間の空域は言うもでもなく軍事テクノロジーが民間人の暮らしに入るという考え方がますます標準化するようになってくる。また、地元のショッピングモールの日産車に無人機が置き換えられるのに長くはかからないかもしれない。
http://motherboard.vice.com/blog/drone-shopping-at-the-mall-in-israel
◇12月12日、アメリカの無人機によって14人が殺害されたことに関して、「誰一人イエメン政府によって指名手配中の容疑者ではなかった」とイエメン当局は言っている。
http://edition.cnn.com/2013/12/12/world/meast/yemen-u-s-drone-wedding/index.html?sr=sharebar_twitter