見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2014/04/12

アメリカで激しい反発


◇ケリー長官の最新の声明:彼が意図した以上に正直なもの?
「700の入植地ユニットがエルサレムで発表された、パッと、それはまあ瞬間といってよい。」ジョン・ケリー国務長官
アメリカが支援する和平交渉はぐらついている。次はどうなる?
http://www.nytimes.com/2014/04/09/world/middleeast/israeli-settlement-plan-derailed-peace-talks-kerry-says.html?_r=0
 ◇イスラエルはアメリカで激しい反発に直面している
レバノン、デイリースター 02 April 2014 by Rami G. Khouri

アメリカで過去数日間に起こった2つの事件を考慮すると、あなた方はこの国で起こっているスローで微妙だが、ぐらつかない重要なシフトの要因をしっかりつかんで理解し始めるべきである。

親イスラエルと親パレスチナの感情が公然と表明されていて、アメリカ政府の政策やメディア、たとえば学生やプロ集団のような非政府組織や教会の決定でさえ左右しようと努める活動領域でそれは起こっている。

ラスベガスで3人の見込みのある共和党大統領候補が共和党ユダヤ人連合に向けて演説した、共和党ユダヤ人連合は基本的にカジノ王シェルドン・アデルソンによって取り仕切られるひどく親イスラエルの候補のための預金口座だ。彼らはイスラエルとシオニズムへの終わりなき愛を宣言するのに、飛ぶように動き、わめいて、服を脱いで裸になったも同然だった。そして、いやというほど親イスラエルで大統領になるチャンスがあるかもしれない共和党員にアデルソンが提供する数億ドルを手に入れたいと願う。

オハイオ州のジョン・ケーシック知事、ウイスコンシン州のスコット・ウォーカー知事、ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事がこの候補者の中に混じる。クリスティは明らかにその年の際立った道化賞と考えられている。彼がパレスチナのヨルダン川西岸を正確に「占領された自治領」と言及したあと、この表現を使ったことで彼は翌日自分でアデルソンに謝罪した。狂信的なシオニストは、ヨルダン川西岸を歴史に残るイスラエルの土地の一部、または、せいぜい”争議上”の領域と呼ぶのを好む。

これはアメリカではごく普通の光景で、数十年におよび続けられている。国政選挙が近づくとき、それは政治に迎合する恥ずべき新たなレベルに急上昇する。さらにパレスチナとイスラエルに関する議論と公式なアメリカの政策の多くを昔から具体化してきている強力な親シオニストグループや個人は、突然自分たちが人前でますます異議を申し立てられることに気づく。その結果として、彼らの影響は第一にワシントンの政治家からなる小さくするアメリカ人の集合体にゆっくりと限定されている、ワシントンの政治家は過激なシオニストが行使できる圧力に最も影響されやすく、彼らの選挙戦を動かすための資金を最も必要とする。

これが続いていると同時に、パレスチナの正義を求める学生(Students for Justice in Palestine)というグループが、ニューヨーク市のコロンビア大学バーナードカレッジの入口にパレスチナの正義を要求するバナーをつるす許可を確立された手順に従って受け取った。翌日、親イスラエルグループによる抗議の後に、大学の学長はバナーを降ろすよう命じた。これまではそこで終わっていた。しかしながら今回はそうではなかった、というのは、パレスチナの正義を求めるグループの活動家が地元メディアにおいて遊説(選挙戦)の記事を続け、政権の親イスラエル傾向と彼らがみなしたことに異議を唱えるためにソーシャルメディアを使い続けるからだ。

イスラエルの永続する植民地化、パレスチナの人々と彼らの領土の隷属と酷使に直面して、もはや暗黙の同意のままではいない、類似した状況が多くのアメリカの大学または専門職の分野、アカデミックな社会、主流の教会や他のグループの全域でごく普通に起こっている。もうひとつの例は、すべてのアカデミックなボイコットの行使を非難することをすべての大学管理者に求める親イスラエルのイリノイ州議員によって提案される法案に反対する主流のアメリカ市民的自由グループによる今週の要求だ。

親イスラエル狂信者に勇敢に立ち向かうアメリカにおけるこの新しい傾向は、パレスチナ人の土地とコミュニティを植民地化して搾取するイスラエル政府または民間機関をボイコットする政府、労働組合、その他による拡大する世界的動きを反映する。初めて大規模に、イスラエルのふるまいを公然と議論することが今はさらに主流のアメリカ社会で受け入れられるようになっている。

この傾向を読み込む単純だが歴史に残るメッセージは、完全にシオニストの要求の言いなりのままのアメリカの大統領候補に逆らうより他に、あの昔からのシオニストの威嚇戦術が効力のかなりを失っているということだ。親シオニスト狂信者(ユダヤ人とキリスト教徒の双方)は、草の根活動家があからさまに彼らに異議を唱えているから心配する、もっと重要な点でシオニスト過激派に反論するポスターを立てたりバナーをつるすのと同じくらいシンプルに、ボイコット、剥奪と制裁の支持、公然の意思表示を含む活動を組織しているから心配する。

パレスチナの正義を求めてシオニストの犯罪行為に反対する活動家には、ちらほら点在するパレスチナ系アメリカ人と他のアラブ系アメリカ人が入る。だがもっと重要な点で、たとえば、かなり進歩的なユダヤ系アメリカ人に加えて、白人のアングロサクソンといった他の人種的家系の出の人も含まれる。

その全員がイスラエルの行き過ぎた行為や倫理にもとるふるまいに直面して暗黙の同意でいるのをやめるべきだと感じ、イスラエル人とパレスチナ人の間に心からの平和と正義を進めるために行動を起こすべきだと感じている。

△Rami G. Khouri:レバノンのデイリースター紙によって、週2回著作を発表される。彼はツイッター@RamiKhouri.でフォローできる。 
http://www.informationclearinghouse.info/article38137.htm
http://www.dailystar.com.lb/Opinion/Columnist/2014/Apr-02/251998-israel-is-facing-a-backlash-in-america.ashx#axzz2xkmyZxvp