見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2015/08/25

殺されるトランスジェンダー


性的マイノリティ、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)のトランスジェンダーは、生まれた時の性別にとらわれない性別を有する人のことで、医学的に用いられる性同一性障害の人が自分の生き方にプライドを持って名乗るときにこの言い方を使うそうだ。
生まれた時の性別”男性”ブラッドリーから、”女性”としての生き方にプライドを持ってチェルシーに変えたチェルシー・マニングは、彼らの声を代弁する。
因みに、ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンもその一人、彼には同姓のパートナーがいたそうで、パートナーをモチーフにしたキャラクターがトゥーティッキだったとか。

◇非常事態:今年、少なくとも17人のトランスジェンダーの女性が殺害された
デモクラシーナウ! 18 August 2015

土曜日ミズーリー州カンサスシティでのタマラ・ドミンゲスの殺害は今年これまで少なくとも17人目のトランスジェンダー女性殺しを記録します。ドミンゲスは教会の駐車場で繰り返しクルマに轢かれます。彼女の死は、ノースカロライナの”未完成の墓”で見つかるエリシャ・ウォーカー、腐乱死体がダラスの畑で見つかるシェード・シュラー、デトロイトの公園で撃たれて殺されるアンバー・モンロー、そしてアリゾナ州フェニックスでこの火曜の夜に射殺されるカンディス・カプリを含む、最近の多数のアフリカ系アメリカ人のトランスジェンダー女性殺しに続いて起こります。「これはトランスジェンダー・コミュニティにとって非常事態です」とチェース・ストランジオは言います。「私たちのコミュニティに対する全くの暴力のメカニズムについて信じられないほど心配しなければならない時に私たちは生きています。」

エイミー・グッドマン:チェース・ストランジオ、最近の国中のトランスジェンダー女性殺しについてあなたとお話ししたいと思います。ほぼ1年のあいだ行方不明だった二十歳のトランスジェンダー女性、エリシャ・ウォーカーの死体が最近ノースカロライナの”未完成の墓”で見つかりました。これは、テキサス、ミシガン、アリゾナで殺害される他の3人の黒人トランスジェンダー女性の報道のまっ最中に出てきます。次に、伝えられるところではミズーリー州カンサスシティのタマラ・ドミンゲスが殺される最新のトランスジェンダー女性になり、全部で17人になりました。ドミンゲスは今年だけで17人目の犠牲者になりました。ヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性があるとして調査されていることに関して、ドミンゲスは繰り返しクルマで轢かれました。人々はこれを一国の危機と呼んでいます。

チェース・ストランジオ:全くその通りです。「Black Lives Matter(黒人の命の問題)」運動のリーダーとしてわかっています、そしてトランスジェンダーの黒人リーダーにもわかっています、そうでしょう、これは一国の危機だと思います。トランスジェンダー・コミュニティには、これは非常事態です。
そして、公式の暴力には警察官の暴力が含まれますが、これらの女性が殺されるに至ったように、彼女たちに死をもたらす組織的な差別の制度からや、個人間の暴力から人生を急に終わらせたトランスジェンダーの人たち、とりわけ有色人種のトランスジェンダー女性のあらゆる事項も含まれます。そしてそれは唖然とさせます、殺される次のトランス女性を見るためにTVをつけたり、フェイスブックまたはツイッターを見る必要がないことを私は願います。

エイミー・グッドマン:もし彼女たちがトランスジェンダーでなかったら、この女性たちが違って扱われていることに、調査がこれとは違って扱われていることに、あなたは気づきますか?

チェース・ストランジオ:2つの重要な点で完全に思います。第一にメディア、特に地元メディアです、彼女たちを男性と呼んでトランスジェンダー女性を誤って性差します、ねえ、それ自体が彼女たちへの暴力行為の一因となるでしょ。そして次には人々に正義をもたらすことでの遅れもまたトランスジェンダー・コミュニティにとっての懸念です。ニューヨークのまさにここで、ハーレムのまさにここで、Islan Nettlesが殺害されて2年になります。なんであれ意味のある調査が行われるまでに長くかかりました、人々が何度も何度も街頭に繰り出して示威運動しなければなりませんでした。そしてもちろん、個人に正義をもたらすだけではこの暴力の問題を解決することにはなりません。なぜなら、それは全体にわたって浸透するもので制度化していますから。そして私たちは確かにトランスジェンダーの人たち、特に黒人のトランスジェンダー女性が全く支援の制度から切り離されるという点に目をくれる必要があります。

エイミー・グッドマン:しばらくチェルシー・マニングと、彼女が独房監禁、限界がない独房監禁に直面する可能性に話を戻したいと思います。どのようにこれはこの国の独房監禁の問題になりますか?

チェース・ストランジオ:私たちはこの国で独房監禁を使いすぎます。それは私たちがまったく使ってはならないものです、そして重要でない懲戒違反、期限切れの練り歯磨きを持つことのような事態のために不履行(怠慢)の一定の手順としてそれを使います。伝えられるところでは男性刑務所でトランスジェンダーの人たちを安全に守るために不履行の一定の手順としてそれを使います。私たちは死刑囚監房での存続時間のために死刑囚監房の囚人を独房監禁状態を保つためにそれを使いますよね。ここで私たちには重大な問題があります、というのも私たちの刑務所で人々が拷問されています、そして人々が死んでおり、刑務所から出てきて自殺しています、これが人々を監禁する全く過度のやり方だからです。そしてチェルシーの問題への継続的な留意が私たちの方針に影響を及ぼすものと期待します。

エイミー・グッドマン:チェルシー・マニングの弁護団の一員、ACLUの弁護士スタッフ、チェース・ストランジオ、ご一緒してくださったことに感謝したいと思います。

http://www.democracynow.org/2015/8/18/a_state_of_emergency_at_least