見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2015/11/13

タランティーノきっと見に行く

今年アメリカの警察によって殺害された人の数が”976”人になる

△私たちガーディアン紙は、総数を976人に更新しました。
今年、警察によって殺害された各々の人については下記にて知ることができます。
http://www.theguardian.com/thecounted



◇警察のボイコットに対抗してマイケル・ムーアがクエンティン・タランティーノを擁護する
「ボクら無数の大衆はタランティーノに賛成するだけじゃないと思うよ、彼の次回作をきっと見に行くと確信するだろう」とドキュメンタリー映画監督は書いている

ローリングストーン誌 7 November 2015

全米のさらに多くの警察組合がクエンティン・タランティーノの来たるべき映画「The Hateful Eight」へのボイコットに加わるとき、仲間の映画作家マイケル・ムーアが監督への支持を言葉で約束した。10月20日ニューヨークでの集会”Rise Up October”で警察の残虐行為について人に意見を伝えたあと、タランティーノは法執行機関の怒りを招いた、そして次にドキュメンタリー作家がインスタグラムに「有名で尊敬される白人があえてはっきりしゃべったことに彼らはまったくぎょっとしてたまげている。」と書いて、タランティーノを擁護した。

集会でのタランティーノの写真のキャプションに、「勇敢で善良なアメリカ人、クエンティン・タランティーノ、警察の暴力で最愛の人を失った家族と共に立ち上がる」とムーアは書いた。「目下、丸腰の罪のない黒人市民を殺害した警官を擁護するのと同一の、ある警察が、タランティーノに復讐しようとしている。彼らはタランティーノの映画のボイコットを要求している。まったく正反対だと思うね。ボクら無数の大衆はタランティーノに賛成するだけじゃないと思う、彼の次回作をきっと見に行くと確信することになるのさ!ボクに味方する人は?強いクエンティンのままでいてくれよ。」

ハリウッド・リポーターとのインタビューでムーアは、警察組合からボイコット運動が上がるまっ最中にハリウッドのタランティーノの同業者が監督といっしょに立ち上がらなかったことで酷評した。「この町のこの産業のだれか白人がクエンティン・タランティーノを支持したかい?」とムーアは述べた。
「白人の男が災いを招くようなことをすると、彼らは急にそれを遮ろうとしている。」

しかしながら、番組フライデーナイトに監督が出演する間、リアル・タイムの司会者ビル・マーが同様にタランティーノの応援にやって来て、警察組合がタランティーノの引用文を文脈がなく誤解されやすいようにねじ曲げていると言った。

タランティーノがハリウッドで支持のなさを経験している間、南カリフォルニアのACLUはマイケル・ブラウンやエリック・ガーナーやタミール・ライスのような丸腰の黒人の死について、よくぞその姿勢をとってくれたと監督を称賛した。「彼は正義を支持する数百万のアメリカ人のフラストレーションを口に出しました」とACLUは声明で述べた。「おまけに私たちは彼の声と共に私たちの声を大きくします、そして警察ではなく警察の残忍行為をとがめて警察の悪弊を取り巻く沈黙の共謀に異議を申し立てると、何十年間、非常に明瞭にしなければならなかったという事実をはっきりしゃべります。」

MSNBCと話すタランティーノは、集会に顔を出した結果として起こる抗議に驚いたと言い、まさに憲法修正第1条の権利を彼は行使していたと付け加えた。ハリウッド・リポーターの特集ページで、同国最大の法執行機関労働組合、警察共済組合の全米組織議長チャック・カンタベリーが、警察組合は言論の自由に不当に反応しているとのタランティーノの主張に応答した。

「我々は言論の自由に関して権利を敬います。同意するか否かにかかわらず、結局、警察はすべての法律を支持し、法律の範囲内で行動する人たちの権利を守ることを宣誓しています」とカンタベリーは書いた。「逆に言えば、私たちにもまた意見が異なる憲法上の権利があります。それがタランティーノを知って我々がどんなここちがするか気づくところです。彼のコメントは非常に場違いな男の意見に、ほんのおぼろな考え以上を映しだします。それらはこの国の行政機関の公安方針の増大する誤解を反映します。彼はおおっぴらに世間の大注目を用いて意見を伝えました。我々は反発しました。彼は映画の販売を促進しています。それに答える我々の唯一の武器は、あの映画の収益を減らすために努力することです。」

警察組合の努力にもかかわらず、タランティーノがこの試練から”あおった”ありったけの宣伝のために、映画「The Hateful Eight」はおそらく興行的にそれが値するよりもうかるだろうとカンタベリーは付け加えた。警察共済組合はあらかじめ映画製作者に向けて、”番狂わせ(不意討ち)”を断言した。

http://www.rollingstone.com/movies/news/michael-moore-defends-quentin-tarantino-against-police-boycott-20151107