見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2016/02/20

聖戦主義者のアカデミー


◇5年後、リビアはイスラム聖戦主義者のアカデミーになっている

◇シリアへの湾岸の介入が世界大戦の危険を冒すとロシアが警告
Daily Star 11 February 2016

ドイツ、ミュンヘン:シリアの反乱軍を支援するために軍隊を派遣する湾岸諸国によるどのような動きも「新たな世界大戦」の危険を冒すことになると木曜、モスクワが警告した。また外相は、ミュンヘンに集まったときシリアにとってまったく明快である停戦を申し込んだとも言って、「新たな世界大戦」を警告しながら、四苦八苦している和平交渉の復活を望む。

一方、イスラム諸国で「テロ」と戦う新たなサウジ主導の連合体が初の政府による公表された会合のために来月王国に集まるとサウジ情報筋は言った。

モスクワが負かす手助けをしている反乱軍の一部を支援する王国が、ISISに対するアメリカの奮闘を助けるため地上軍を派遣するとの考えを広めた数日後、この進展が出てきた。

これはロシアのメドベージェフ首相により批判された、彼はドイツの日刊紙Handelsblattに「彼らが永続する戦争を本当に望むのか?についてアメリカと我々アラブのパートナーはしっかりと考えないといけない」と話した。アメリカのジョン・ケリー国務長官との会談に着席したとき、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は「まったく明確である停戦を我々は提案した」と述べた。

モスクワはその停戦が3月1日だけに実施されるとの報告書を確認するのを拒んだ、そして30万人が包囲下に置かれる可能性があると国連が述べる攻撃にもう3週間与えた。ロシアが2月1日に始めて以来、アレッポに対する砲撃が500人を殺害していると監視団は言う。

ドイツの都市ミュンヘンでの安全保障会議は列強に進行中の会談への支持を調整させるはずだった、だがその代わりにそれを復活させるための必死の勧誘になった。

アメリカのジョン・ケリー国務長官は「絶対的な」シリアの即時停戦を必要としたと西側外交官がロイターに話した。しかしながら、モスクワは来月着手からやっと始まる休戦を提案し、かつてシリア最大の都市だったアレッポを奪還するためダマスカスの盟友どもにさらに18日を与える。西側の大国は、少なくとも救援のために包囲された地域にもっと出入りできることでおそらく合意すると希望をもって言葉で言い表している。

だが、西側上級外交官は「この会議は永久に続く危険覚悟で敢行しており、成果はきわめて小さいようだ」と悲劇的展望を要約する。

会議に先立ってケリーと会ったラブロフは、モスクワは停戦のための提案を提示しており他の大国からの返答を待っていると述べた。だが、西側当局はモスクワがワシントンが求める爆撃の即時停止を受け入れるとは思っていない。

「重苦しい会話」になると思っているとケリーは述べた。「ある点でちょうどよい時に人道的道筋や停戦の問題について前進したいのはもちろんだ」とケリーは言った。

ロシアは、アレッポ奪還と長いあいだ反乱軍が占拠する地域の生命線であるトルコ国境を封じること、この2つの主要目的をダマスカスが成し遂げるまで政府の進捗への支援を止めそうもないとの見方で広くみられる。

それは実質上ここまで戦争の最も決定的な勝利に等しく、25万人を殺害し1100万人を祖国から追いたてた反乱軍の5年間の戦闘のゴール、武力によってアサドを排除するとの彼らの望みを、おそらく絶つだろう。

「ゴールはアレッポをすっかり解放すること、そうして北のトルコとの国境を封じること」だとモスクワの戦略的トレンド研究センターの責任者イヴァン・コノヴァーロフは言って、ロシア政府の見解を説明する。「攻撃は止められてはなりません、それは敗北に等しいことになる。」

ワシントンはISIS戦闘員に対する米空軍の軍事行動を主導しているが、シリア内戦の西部の主戦場に介入する要求に抵抗してきている。そこでは政府がほとんど他の反政府グループと戦っている。

それがロシア人に戦闘の活躍舞台を任せておく、ロシアは、トルコやアラブ諸国や西側諸国によって支持されるおびただしい数の反乱グループに反対してアサドを支援する。

一団となるサウジ主導の新たな連合体がどんな働きをするかについて詳細が不明のままであり、そのような連合体を運営するための基盤がまだないと西側外交官は述べた。

「現在、彼らが3月末に会うことは公認です」と日付は示さずにサウジ情報筋は言った。

当初発表された34カ国から増えて現在連合には35カ国が加盟すると情報筋は付け加えた。

サウジによって以前に挙げられた加盟国は、アフリカの小さな国コモロからトルコのような中東の主要大国の範囲にわたる。同盟国は情報を共有し、狂暴化したイデオロギーと戦い、必要なら部隊を展開すると、サウジアラビアは述べた。

王国は、18ヶ月以上の間、シリア東部とイラク北部でISISを爆撃しているアメリカ主導の連合の加盟国である。

△この記事は2016年2月12日付印刷版デイリースター紙のページ1に出た。

http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2016/Feb-12/336852-russia-warns-gulf-intervention-in-syria-risks-world-war.ashx
http://www.informationclearinghouse.info/article44188.htm