見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2017/09/26

NFLの選手がひざまづく理由

This is why we #TakeAKnee
“コリン・キャパニックがなぜこの国の警察の説明義務を求めてひざまずくのかわからないとしたらこれが理由である”

◇米国の人種差別や黒人への警察暴力に抗議するプロスポーツ選手たちと、ドナルド・トランプ米大統領が対立している。黒人への暴力に抗議して試合開始前の国歌演奏であえて地面に膝をつくプロフットボールリーグNFL選手たちをトランプ大統領が「くびにしろ」とツイート。これに反発して24日の各地の試合では多くの選手が国歌演奏中に膝をついてあらためて抗議の姿勢を示した。プロバスケットボールNBAの優勝チームも、NFL選手への支持表明を機に予定されていたホワイトハウス表敬訪問が取りやめになった。

NFLでは昨年夏、コリン・キャパニック選手が警察暴力に抗議して国歌演奏時の起立を拒否し、膝をついたのを機に複数の選手がこれに同調した。24日はそれ以来、最も大勢の選手がこれに賛同した。

トランプ氏は22日、キャパニック選手たちの行為を念頭に支持者集会で「我々の国旗に不敬な態度をとる奴に、NFLチームのオーナーが『あのクソ野郎をすぐにグラウンドからつまみだせ。出てけ。クビだ』と言ったら最高じゃないか」と発言し、声援を浴びた(「クソ野郎」と訳した元の発言は、「son of a bitch=直訳・あばずれの息子」という罵倒語)。

トランプ氏はさらにツイートで、「もし選手がNFLやその他のスポーツ・リーグで何百万ドルも稼ぐ特権を手にしたいなら、我々の偉大な米国旗(や国)への不敬は許されてはならない。国歌には起立すべきだ。そうしないなら、お前はクビだ。何か別のことをしろ!」と書いている。

大統領の支持者の間ではさかんに支持されている一連の発言に、米国のプロスポーツ選手たちは強く反発し、週末にかけて各地で様々な抗議の行動に出た。

23日夜には、米大リーグ、オークランド・アスレチックスのブルース・マックスウェル選手が国歌演奏中に抗議で膝をついた。

24日に米各地で開かれたNFLの試合では――、
シアトル・シーホークス、テネシー・タイタンズ、ピッツバーグ・スティーラーズの選手たちが国歌演奏中にグラウンドに出てこなかった。
シカゴ・ベアーズの選手たちはグラウンドの横で互いに腕を組んで抗議。
米国を代表するクオーターバックのひとり、トム・ブレイディ選手もニューイングランド・ペイトリオッツのチームメイトたちと腕を組んで抗議。
グリーベイ・パッカーズやシンシナティ・ベンガルズの一部選手たちも腕を組んで抗議。
シーホークス対タイタンズの試合では国歌を歌った歌手が演奏後に膝をついた。
デトロイト・ライオンズ対アトランタ・ファルコンズの試合では国歌を歌った歌手が演奏後にこぶしを上に突き上げた。
タイタンズやペイトリオッツの試合では選手たちの抗議行動に一部のファンがブーイングを浴びせた。

ジャクソンビル・ジャガーズのオーナー、シャヒード・カーン氏は、国歌演奏中に選手たちと腕を組んで抗議。チームオーナーが試合前にピッチで選手たちと肩を並べるのは異例。カーン氏は大統領選でトランプ陣営に100万ドルを寄付している。

NFLのロジャー・グデル・コミッショナーはトランプ大統領の発言を批判し、「このように分断をあおるコメントは残念なほど敬意を欠いている」と述べた。

NFL選手協会のエリック・ウィンストン会長は大統領発言が「公民権のために闘った過去の英雄たち、今も闘っている英雄たちを、正面から平手打ちした侮辱行為に等しい」と批判した。

今年6月にプロバスケットボールNBAのファイナルに優勝したゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手、スティーブン・カリー選手は22日、ホワイトハウスの表敬訪問に反対すると発言した。NBAやNFL、大リーグの優勝チームによるホワイトハウス表敬訪問は慣例となっている。

カリー選手はトランプ氏について、「これまでの発言内容や、発言すべき時に発言しなかったこと」を自分や他の選手たちは支持していないことをホワイトハウス訪問を拒否することで示したいと述べた。

この発言を受けてトランプ大統領は23日、「ホワイトハウス訪問は優勝チームにとって大きな栄誉とされている。スティーブン・カリーはためらっているので、招待は撤回だ!」とツイートした。

ゴールデンステート・ウォリアーズは、チームがホワイトハウスに「招かれていないこと」は十分承知したが、それでも「平等と多様性と包摂を称える」ためにチームとしてワシントンは訪れるつもりだと発表した。

http://www.bbc.com/japanese/41382805

△サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクオーターバック、コリン・キャパニック選手は昨年8月26日、グリーンベイ・パッカーズとの試合前、国歌演奏で起立せず、「黒人や有色人種を抑圧する国の国旗に誇りを示すため、起立つもりはない」、「自分にとってこれはフットボールより大事なことで、この問題から目をそむけるのは自己中心的だ。道端には遺体が転がり、人殺しをした連中は無罪放免で有給休暇をとってるんだ」と試合後に発言した。米国各地で黒人に対して相次ぐ警察暴力への抗議だと説明した。

フォーティナイナーズは、「この国の国歌を称える行為に参加するかどうか、個人が選択する権利を我々は認める」と、選手の行動を支持した。

この抗議行動と発言に対する賛否が一気にわき上がり、特に国を守るために命を捧げている米軍人に対して不敬だという批判が渦巻いたが、中には選手は表現の自由を行使しているだけで、自分たちはそういう自由を守るために軍人になったなどと擁護する軍経験者もいた。

キャパニック選手はその後、9月1日の試合前にも国歌演奏で立たず、チームメイトのエリック・リード選手もひざまずいたが、観客の一部からはブーイングが起きた。

4日夜には、米国女子サッカー代表のミーガン・ラピノー選手が、所属するシアトル・レイン対シカゴ・レッドスターズの試合前に国歌演奏でひざまずいた。ラピノー選手は、キャパニック選手に「ちょっと会釈したつもり」と理由を説明した。

http://www.bbc.com/japanese/37283611

◇ライオンズのオーナー、マーサ・フォードがトランプのNFL抗議コメントに返答する
Detroit Free Press Sept. 24, 2017

デトロイト・ライオンズのオーナー、マーサ・フォードは、週末の間、選手の抗議を非難したドナルド・トランプ大統領の批評をとがめる声明を出す一連のNFLオーナーの最新の人になった。

今日のアトランタ・ファルコンズとの試合の前にチームによって発表された声明のなかでフォードは組織として「私たちはこれらの批評または意見を支持しません」と述べた。

金曜日、集会でトランプはNFLのオーナーに国歌の演奏中に抗議した選手をくびにしろと要求した。

http://www.freep.com/story/sports/nfl/lions/2017/09/24/lions-martha-ford-donald-trump/697757001/

△米ジョージア州で2016年7月、警察に停車させられた白人女性が警官が怖くて両手をおろせないと言うのに対し、「我々は黒人しか殺さないから」と説得しようとする警官の映像が今月(2017年9月1日)になって浮上した。
当時はミネソタ州やルイジアナ州などで警察が黒人を射殺する事件が相次いでいた。
パトカーの車載ビデオが撮影した映像について同州コッブ郡警察は事実関係を調べていると述べている。
◇「罪のない人々を殺すことの不面目(恥さらし)を覆い隠すのに足るだけの大きい旗はありません」―Howard Zinn

 

2017/09/25

バスキアを愛するこころ


◇戦争が突発するとすれば北朝鮮から逃げ去る10万人を射殺するぞと日本が脅す

DAILY STAR 24th September 2017

万一戦争突発の場合には10万人と見積もられる北朝鮮からのがれ去る人々に発砲することを迫られるかもしれないと日本が警告した。

日本の麻生太郎副総理は、先を争って北朝鮮から逃れる難民に直面して日本の軍勢は思い切った措置を講じざるをえないと述べた。

宇都宮(東京の北)で講演する麻生は、朝鮮半島で戦争が突発するとすれば警察と軍がどんなふうに問題に対処するかもしれないかについて質問した。

彼は以下のように述べた:
「警察が彼らに対処できますか?自衛隊が送られて彼らを射殺ですか?それについて真剣に考えたほうがいい。」彼の驚くべき発言は北朝鮮とアメリカ間の緊張が不安を抱かせるレベルにつり上がったとき出てくる。

大惨事の到来を言い触らす国連での初舞台の演説でアメリカ大統領ドナルド・トランプはそうせざるを得ないとすれば秘密主義の国を「完全に破壊する」と脅した。

北朝鮮最高指導者キム・ジョンウンが応えて、前例のない特定の人にあてた声明の中で「発射」を用いてトランプを「おとなしくさせる」と誓約した。

アメリカを核攻撃するとのキムの脅しを歓呼して迎えるために、昨日、北朝鮮の何万人もの市民が街頭に繰り出した。

http://www.dailystar.co.uk/news/world-news/647285/north-korea-refugees-fleeing-shoot-down-japan-ww3-donald-trump


△トップの画像はバンクシーのツイッターに添付されたもの。
banksy‏ @thereaIbanksy 9月21日
For the love of #Basquiat


2017/09/23

カルマなんてないフェアでもない

◇ジョン・ウォーターズのRISD卒業スピーチ:
本物の富裕階級はどんな時にもどあほうと時間を浪費する必要はない
opencultureより

ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)のジョン・ウォーターズのにぎやかで愉快な卒業式のスピーチは皮肉っぽい意味ではまったく当然のことではあるけれども、なかなかの気の利いたジョークと幾つかの賢明な響きを提供した。なにが本当に富とみなされるかに関してまさに賢明なアドバイスをする?そしてどんな職業の選択が君たちを真に裕福にするか?ウォーターズ氏は以下のように言う:

あの、全部の金持ちを憎まないでください。彼らは誰でも皆ひどくはありません。本当です、しかも私はかなり凶悪の貧しい人々を知っています。中には私たちが必要としている金持ちがいます:他に誰が私たちの映画を後援するでしょうか、またはアートを買うでしょうか?私はリッチです!金銭に関してのことを言っているのではありません。私の個人としての暮らしと職業上の生涯においていつでも決してどあほうの近くにいない方法を見つけ出したと言っているのです。よく言うよ(ザッツ・リッチ)。そしてどあほうの近くにいないことは今日ここですべての卒業生のゴールであるべきです。

また、貧しい人々をひどく嫌うこともオーケー、でも富ではなくて精神の卑しい人々だけです。私にとって卑しい人は途方もない銀行預金残高を所有できても愚かです、特に現金に払い戻すことに好奇心をそそられません、批判的で、隔離されていて、手に入れられません。

カルマなんてものはないという話もお気の毒に。これほど多くの才能のあるすごい友人たちが亡くなり、私が出会って好かなかったこれほど多くのバカがまだ生きています。それはフェアではないし、どんな時にも望みません。

スピーチの全部の筆記録はこちらから:
http://blog.fawny.org/2015/05/31/johnwatersrisd/

http://www.openculture.com/2015/06/john-waters-risd-graduation-speech-real-wealth-is-never-having-to-spend-time-with-a-holes.html


ブライアン・イーノが言っていた。『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』はリリース当時、売れたのは3000枚だけ。でも重要なのは数ではない。このアルバムを買った3000人が全員ミュージシャンになったことだ。(ほんと、すごいことです!)

ヴェルヴェット&ニコの『サンデー・モーニング』が大好きだ。一人住まいの新高円寺のアパートで日曜に聴いて自分を励ましたものだった。

ルー・リードは日曜の朝に旅だった。この時の様子を妻のローリー・アンダーソンが記している。
「ルーは日曜の朝に木立を見つめながらミュージシャンとしての手を宙で動かしながら、太極拳の有名な第21式をやりながら息を引き取りました。」

2017/09/20

買収はあったとブラジル司法当局

◇オリンピック2016年リオ大会と2020年東京大会の招致委員会が票を買収したとの最新の主張

目を皿にして一心にリマや2024年オリンピックのパリ決定と2028年ロサンジェルス決定に注視されればよいと国際オリンピック委員会が願った日、2016年リオと2020年東京オリンピックの招致委員会による申し立てられた票の買収を取り巻く最新の主張が明らかになるとき、それはさらなる当惑の危険を冒した。

水曜の2024年、2028年オリンピック開催地を選ぶ式典に影を落としている意外な新事実で、汚職スキャンダルの中心人物がリオと東京と両投票のわずか数日後に高価な腕時計や宝石を買ったことを調査が示した後、さらなる綿密な調査がこれらの決定に適用される方向へ向かう。

ガーディアン紙は、地位を失った元IOC委員ラミン・ディアクの息子、パパ・マサタ・ディアクがリオと東京の誘致運動期間の頃にフランスの宝石店で数十万ユーロを支出したとして申し立てる証拠となる書類を調べている。

フランスの検察官の調査をもとに書類を集めたブラジル連邦検察官事務所は、「IOC内に特別の影響力を保持するラミン・ディアクの支持と票を買収する意図で」2016年リオと2020年東京までの間マサタ・ディアクに支払われていたかもしれないと推断した。

昨年ガーディアン紙は、2020年大会を主催するにつき日本の成功した競り合いの間、マサタ・ディアクに結びつけられるBlack Tidingsと名付ける口座への東京オリンピック招致委員会からの7桁の払い込みを独占的に暴いた。その払い込みは二回に分けて払われた。およそ170万ユーロにのぼる業務処理は2013年9月7日ブエノスアイレスでのIOCによる都市選択の前後数週間に発生した。

フランスの調査に基づく検察官事務所文書は、2013年11月8日、2度目の払い込み直後、マサタ・ディアクによって購入された贅沢品や宝石の支払をするためにBlack Tidingsはシンガポールのスタンダード・チャータード銀行(Standard Chartered Bank)にある口座から8万5000ユーロをパリの会社に動かしたと主張する。

ブラジルの検察官事務所によると、マサタ・ディアクは2009年と2010年の間、彼が管理したと考えられている幾つかの異なる口座からモナコとニューヨークの国外にある会社はもちろん、フランスとカタールのいろいろな店に6万5000ユーロから30万ユーロにわたる8つの額を支払った。

2009年10月2日、コペンハーゲンでのIOC会期の間、オリンピックがリオに決定されたまさにその日、7万8000ドルの額がディアクに結びつけられるコンサルタント業Pamodziによってパリの宝石店に支払われたと主張される。

Black Tidings申し立ては日本の議会質疑の一部だった、また日本の首相は調査をありうる票の買収に移行しているフランスの検察官と協力すると約束した。だが、ブラジルからの新たな発覚は次のオリンピック主催国や、はっきりどうやって競り勝ったかにあてはまる綿密な調査を再び始める。

ディアクは最新の主張に応答していない。彼は以前にどのような不正も騒々しく否定して、彼に対する申し立てを「世界のスポーツ史における最大のウソ」と評した。

https://www.theguardian.com/sport/2017/sep/13/olympic-allegations-rio-tokyo-bid-teams-bought-votes?CMP=share_btn_tw

△「東京オリンピック招致委、IOC有力者に多額の現金」イギリスで報道
2016年05月11日

イギリスのガーディアン紙は5月11日、2020年東京オリンピックの招致委員会側から多くのスキャンダルが報じられた国際オリンピック委員会(IOC)委員側に130万ユーロ(約1億6100万円)が渡っていたと報じた。

同紙は「東京が選出された過程に深刻な疑義がわき上がった」としている。

この人物は、IOC委員で国際陸上競技連盟(IAAF)前会長のラミン・ディアク氏。同紙によると、招致委員会またはその代理人とみられる名義で、シンガポールの秘密口座に直接振り込まれたという。この秘密口座は、「電通スポーツ」の代理人を務める人物が管理しており、ディアク氏の息子、パパ・マサタ・ディアク氏らに渡ったとみられる。

ラミン・ディアク氏は東京オリンピック開催が決まった2013年9月にはIAAF会長も務めており、国際スポーツ界に大きな影響力を持っていた。金銭の授受についてはフランスの捜査当局がすでに把握しており、父親のディアク氏はフランスからの出国を禁じられているという。

ディアク氏はセネガル出身で元陸上選手。アフリカ陸上競技連盟会長やダカール市長などを経て、1999年から国際陸連の会長を務めた。国際スポーツ界に大きな影響力を振るう一方、スポーツマーケティング企業からの現金受領でIOCから警告を受けるなど、数々の疑惑が指摘されてきた。

2015年に浮上した陸上界のドーピング問題を受けて国際陸連会長を辞任したが、ロシアの選手がドーピング検査で陽性になったことを明らかにしない代わりに、少なくとも20万ユーロを受けとった疑いが持たれており、同年にフランスの捜査当局が捜査に乗り出していた。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/11/tokyo-2020-bribe_n_9918732.html

△【東京五輪贈賄疑惑】買収があったとブラジル司法当局が結論

東京オリンピックは開催前から「汚れたオリンピック」の汚名を着るハメになります。詳細は以下から。

ブラジルの司法当局が2016年のリオデジャネイロオリンピックと2020年の東京オリンピックの招致に関し、両五輪の招致委員会から当時国際オリンピック委員会(IOC)委員で国際陸連会長だったラミン・ディアク氏を父に持つパパ・マサタ・ディアク氏に対して多額の金銭が渡った可能性があると結論づけました。

この疑惑はフランス検察当局が2013年の7月と10月にラミン・ディアク氏の息子パパ・マサタ・ディアク氏に深い関係のあるシンガポールのBlack Tidings社の秘密口座に送金されてたことを確認したとしたことをGardian紙が報じたことから大きな話題となりました。

日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長はこの疑惑に対して「正式な業務契約に基づく対価として支払った」と釈明。「招致計画づくり、プレゼン指導、国際渉外のアドバイスや実際のロビー活動、情報分析など多岐にわたる招致活動の業務委託、コンサル料などの数ある中の1つであり、正式な業務契約に基づく対価として支払った」としています。

しかしこのBlack Tidings社の所在地はシンガポール東部の老朽化し、取り壊しを待つ公営住宅の1室で、シンガポールメディアによると同社は2014年には業務を停止しています。つまりは完全なペーパーカンパニーでしかありません。

実際に国会に参考人招致された竹田恒和会長は支払った2.3億円の最終的な使途について、同社代表のイアン・タン氏に「確認していない」ことを明らかにしています。さらには質疑の中で「会社側とは現在連絡が取れていないと聞いている」とも答えており、どう考えてもまともな契約ではあり得ません。

当時の馳浩文部科学相は記者会見で「ロビー活動を展開するため、より核心に触れる情報が必要だった。多数派工作で、買収ではない」と驚きの自爆発言をしており、確認の取れない多数派工作のために2.3億円が投じられていたことを自ら認めてしまいました。

今回ブラジルの司法当局が買収があったと結論づけており、この2.3億円が「多数派工作」で言い逃れのできない使途であった事が明らかにされています。


写真は、【東京五輪】招致にからみ仏検察捜査 日本の銀行口座から「招致」名目で疑惑口座に送金 – 産経ニュースより引用(現在リンク元の記事は存在しない)

http://buzzap.jp/news/20170915-tokyo-olympic-bribery/

2017/09/10

海が干上がる

今日のツイートで見つけた

△海が干上がる
たった今、わたしはあまりのことに驚いています… 
これはバハマのロングアイランドで
海の水がなくなっています!!!

ボクがたくさん生活を送るところでそれが起こる。
ボクらの入江はすっからかんか または ほとんどからっぽだ。
それは嵐と風の方角に左右される。驚くべき光景。

◇イルマの破壊:島ごとに
最高レベルのカテゴリー5となったハリケーンがカリブ海をあまねく突き進む、風景をぺしゃんこ状態にし、あっという間に洪水が現れて命を失う

アンティグアとバーブーダ
ハリケーン・イルマの力に見舞われる最初の島バーブーダは強風によって打ちのめされた、アンティグアとバーブーダの首相ガストン・ブラウンの見るところでは建物の90%が破壊されて、およそ1,400人の住民の60%がホームレス状態におかれていると言う。

アンティグアとバーブーダの赤十字の理事長マイケル・ジョゼフは次のように述べた:
荒廃状態(惨害)はこれまでに遭遇してきたような程度ではありません、バーブーダの国土全体についてかなり破壊されていると言っているのです。
道路や通信システムを含む非常時に不可欠な施設が破壊されました、復旧活動には数カ月あるいは数年が必要とされます。救援活動の一部として、そして今週末予想されるハリケーン・ホセの到着に先立って一部の居住者は損害がそんないひどくない大きいほうの姉妹島アンティグアに避難させられるものと思われます。

アンギラ(アングイラ)
イギリスの外国属領(カリブ海、小アンティル諸島のリーワード諸島にある島)で一人が亡くなったとカリブ海・災害緊急管理機関の長官ロナルド・ジャクソンは言った、そして多くの家屋に加えて「消防署と同じく警察署、病院、学校施設、3つまたは4つの緊急避難所、衰弱者の療養所と老人ホーム」が損害を受けたかまたは破壊されたと付け加えた。

島の主要な行楽地は猛襲によく耐えたと観光局は言った。空港と2つの港は閉鎖されたままである。

惨害にスピーディーに応じることへの怠慢でイギリス政府は非難されている。

セントキッツ&ネイビス(小アンティル諸島のリーワード諸島南東部の火山島)
セントキッツは「イルマの最大限のやおもてに立たずに済んだ」とティモシー・ハリス首相は言ったが、停電はもちろん、資産やインフラへの「重大な損害」について警告した。空港は7日木曜に再開することになっている。

https://www.theguardian.com/world/2017/sep/07/irma-destruction-island-by-island-hurricane

△仏領サン・マルタンと人気リゾート地サン・バルテルミでも少なくとも6人が死亡し、かなりの被害が出ているという。

カリブ海で3番目に大きいサン・マルタンの空港は破壊され、地元当局によると領内の建物のほとんどが全壊した。

住民は飲料水も電気もない状態だという。

同じ島の南半分のオランダ領シント・マールテンでも深刻な被害が報告されている。

イルマの進路に注視するアメリカのトランプ大統領はフロリダ州、アメリカ領プエルトリコ、アメリカ領バージン諸島に非常事態を宣言した。

アメリカ本土にどの程度影響するかはまだ不透明だが10日にもフロリダ州を直撃する可能性がある。

同州南端のキーズ諸島では住民や観光客の避難が始まっている。

イギリスのボリス・ジョンソン外相は、「イルマ」の影響を受けているイギリス領諸島と連絡を取り合い、「被害に遭った人たちを助けるためできる限りのことをしている」と話した。

アメリカ国立ハリケーン・センター(NHC)によると、大西洋上ではプエルトリコの東南東の洋上で熱帯性暴風雨だった「ホセ」が勢力を強めて「カテゴリー1」のハリケーンとなり、8日には大型ハリケーンに近くなる可能性がある(8日カテゴリー4に強まった)。進路はまだ不明だがすでに「イルマ」被害を受けた地域が再び風雨にさらされる恐れもある。

さらに、メキシコ湾上の暴風雨「カティア」もハリケーンになり、メキシコ・ベラクルス州に警報が出た。

大西洋上の同じ海域で複数の嵐が相次ぎ発生すること自体は珍しくないが、強大な勢力のハリケーンが同時発生するのは珍しい。

同じ季節に「カテゴリー4」の暴風雨が米本土を連続して直撃する事態は、観測記録を取り始めて以来、起きていない。

http://www.bbc.com/japanese/41183701

◇英ヴァージングループ創業者の大富豪リチャード・ブランソン氏は7日、同氏が所有するカリブ海の島がハリケーン・イルマに見舞われ、「完全に跡形もなく破壊された」と述べた。

ブランソン氏はイギリス領バージン諸島に位置するネッカー島で「私たちは史上最強のハリケーンからネッカー島のコンクリート製の地下室に避難した。とても、とても幸運なことに地下室はしっかりと持ちこたえてくれた」とブログに投稿した。

ブランソン氏は「こんなハリケーンは今まで見たことがない。ネッカー島全域は完全に跡形もなく破壊された」と述べ、自身とスタッフは全員「無事で元気」だと付け加えた。

ブランソン氏は「まだ被害を見極めている最中だが、すべての建物と木が消えてしまった」、「シェルターの外ではトイレや寝室のドアと窓は12メートル吹き飛ばされていた」、「私は今、なんとか機能している衛星電話を介してしゃべっているが、他の通信手段はすべて機能していない」と述べた。

ブランソン氏は、ヴァージングループがイギリス赤十字社に寄付を行い、ヴァージンアトランティック航空機が7日、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダのアンティグア島にブランケットやボトル入り飲料水などの支援物資を送り届けたと述べた。(9月8日AFP)

http://www.afpbb.com/articles/-/3142152

2017/09/06

女性はセッションズをあざ笑え


◇政府は白人民族主義をとがめないのにジェフ・セッションズ(司法長官)をあざ笑ったことには61歳の女性を2度検挙(告発)する
ジェフ・セッションズをあざ笑った女性が再び裁判される
2017年9月5日

◇“懲罰的”:ジェフ・セッションズの審問中にあざ笑ったコードピンク活動家が新たな裁判に向き合う
Desiree Fairoozは「政府がこれを取り下げようとしないことが今でも信じられない」と言っている
commondreams 02 September 2017

司法長官ジェフ・セッションズの承認審問中に声を立ててあざ笑うことで逮捕されたコードピンク活動家のDesiree Fairoozが金曜の嘆願取引を拒絶したあと、この秋に2回目の裁判に立ち向かう。

「私は今でも政府がこれを取り下げようとしないことが信じられない。報復(懲罰)的!」と彼女はツイッターに書いた、同時にコードピンクはそれを「笑うべき(ばかげている)」とみなした。

Common Dreamsが報じたように彼女は審問中に騒々しい妨害行為から5月に有罪判決を下された。リチャード・シェルビー上院議員(共和党アラバマ州選出)が「すべてのアメリカ人を法の下に等しく扱うことに関して」セッションズの履歴は潔白で文書により十分裏づけられる」と主張する間、審問会室にいたFairoozは声を立ててあざ笑った。彼女は拘禁されて部屋から連れ出されたとき、“市民的権利(公民権)を支えてください;セッションズにストップをかけてください”と書いてある看板を掲げた。

彼女が口に出した騒音をFairoozは「無意識的。私が明白なウソまたは全くの無知とみなすことへの即座の拒否反応」と説明した。市民的自由擁護団体もまたセッションズの履歴のそのような特色づけを強く拒絶した。

彼女の有罪判決は7月と9月1日に設定される審問で持ち出された。CNNは次のように報じる:審問で「法廷記録によると、魅力あるものにした刑期を服することと引き換えに彼女に罪を認めるよう強制した検察官によってもちかけられた取引をFairoozは拒否した。」

ハフィントンポスト紙は次のように説明する:
今度こそ、政府が自分の立場を守るために陪審評決を必要とするなら、政府はもっと慎重でなければならない。笑い声が有罪判決をこうむるに足ると主張できないので政府の弁護士はどうしてもFairoozに近づいた新米警官キャサリン・コロナード巡査が間違いをしたと陪審に認めなければならない。警官が不当にFairoozを逮捕したとしても、彼女の扱いに大声で抗議する権利が彼女になかったかまたは少なくとも上院の法的手続きを一時的に中断したことに政治的声明する権利が彼女になかったと彼らは主張しなければならない。

5月のインタビューでFairoozは、「私はまったく普通の市民です。私は代弁者ではない。私は有給の抗議者ではない。私は引退した子ども図書館員、元教え子やその家族またはこうすることができないような人々を代弁している元教師です。たとえあなたが私たちに押しつけられている不正に勇敢に立ち向かわないとしても、まあ要するに私たちの民主主義が毎日もろくも砕かれるのを私は見ているということです」と言った。

「それはブッシュ支配下にひどかった。それはオバマ支配下に確かに不十分でした。そして現在、今はファシズムなの?と毎日自問します。従ってささやかな民主主義のかけらがまだあるうちに私たちが持ちこたえないとすれば遺憾ながら遅すぎです。だから仮に多少とも他の人も同様にするきっかけになるという感じがすればよいのですが」と彼女は言った。

https://www.commondreams.org/news/2017/09/02/vindictive-codepink-activist-who-laughed-during-jeff-sessions-hearing-face-new-trial

△ジョン・ルーリーが今日、次のようにツイートした
ジョン・セッションズが話すたびにすべての女性が彼をあざ笑わないといけない。男もこれに加わることができるが女性ならもっと効果的。サンクス!
All women must laugh at Jeff Sessions every time he speaks. Men can join in too but is more effective if it is women. Thanks!

▽同じくジョン・ルーリーがツイート
親愛なるイルマ、Mar-a- Lago(トランプのフロリダ・リゾート地)はハリケーンにとってけっこうな場所だっていう話だね
Dear Irma - I hear Mar-a- Lago is a nice place for hurricanes.

▽ジョン・ルーリーがツイート
トランプがハーヴィーの間にアルパイオを特赦したとすれば、イルマの間に彼が誰を特赦しそうなものか考えるのがこわくなった。
If Trump pardoned Arpaio during Harvey, scary to think of who he might pardon during Irma.


写真はフロリダに近づくハリケーン・イルマ



2017/09/04

バノンの戦争



◇ホワイトハウスの反対勢力を壊滅させることでトランプのために戦争を遂行するとバノンは断言

国家主義者のメッセージを立案して指揮した 地位を追われた“オルト・ライト”戦略家を大統領が称賛する

8月19日、ドナルド・トランプはスティーヴ・バノンを称賛するために手段としてツイッターに訴えた、そして大統領首席戦略官離脱の当然の結果として起こり、大統領をますますホワイトハウス内で孤立状態にしておく混迷の真っ只中で遠慮なく話した。

バノンが政権と分かれる最新の注目を集めている高官になった翌日、トランプは次のようにツイートした:「彼の服務に対してスティーヴ・バノンに感謝したい。不正直なヒラリー・クリントンとの競争の間、彼は選挙戦に関係した、それはすばらしかった!サンクス S」

大統領のツイートはバノンに関する最初の公然のコメントとして記録される、何ヶ月にもおよぶ推測のあとでバノンのウエストウイングでの嵐のような在任期間がようやく終わった。白人至上主義者が集会で反抗議者のなかにクルマを突っ込んで一人が亡くなり幾人かが負傷したバージニア州シャーロッツヴィルの暴力に対するトランプの反応から付随的結果をどうにか封じ込めようともがいたとき、バノンの解任に至った。

いわゆる“オルト・ライト”運動のリーダー、バノンは、トランプの大統領選挙戦の中心部で国家主義者のメッセージを巧みに作ることで手段になる役割を果たした。ネオナチと白人至上主義者を左派の抗議者と対等の立場に置いた、シャーロッツヴィルでは“両方の側”に責任があったとの大統領の論争の的となる主張はバノンの影響のあかしとなるものと広く考えられた。

バノンは、現在、かつて彼が“オルト・ライトのためのプラットホーム”と宣言した右翼のウェブサイト、ブライトバートニュース(Breitbart News)に戻っている。ブライトバートの編集長は取締役会長としてバノンが2016年8月にトランプの選挙運動に加わる前に就いていた地位に戻っていることを正式に認めた。

保守的なウィークリー・スタンダード紙とのインタビューの中でバノンは、「我々がそのために戦って勝ち取ったトランプ大統領職は終わった」と宣言する間、ホワイトハウスの彼の敵と争う覚悟ができていると信号を送った。

「なんとなく焼きを入れられたという感じがする。今ではもう制約を受けない。私の攻撃の手段による支配権を取り戻した」とバノンは言った。「だれかが“バノン・ザ・バーバリアン(野蛮人バノン)”と言った。私は絶対、反対勢力を壊滅させるつもりだ。疑いなく。」

「私はブライトバートでどえらい組織を築き上げた」と彼は付け加えた。「さて、私は戻ろうとしている、そして私が何を知っているかわかって我々はその組織を加速しようとしている。」

コメントは政権の中のいわゆる“グローバリスト(世界的関与主義者)”例えばトランプの国家経済会議委員長ゲイリー・コーンや国家安全保障補佐官HRマクマスターに対するおどしとして政治評論家によって解釈された。マクマスターは貿易、移民、外交政策に関して舞台裏でバノンとぶつかった。大統領の家族、どちらもホワイトハウス上級顧問の義理の息子ジャレッド・クシュナーと娘イヴァンカもバノンと口論し、彼の退出を模索した。

バノンの台頭に関する本の著者、ブルームバーグ・ビジネスウィークのヨシュア・グリーンとの別のインタビューでバノンは、外部からトランプを手伝うのっぴきならないはめにおかれたことを明瞭にさせた。

「向こうに少しでも混乱があるとすれば片づけさせてくれ:私はホワイトハウスを去っておりトランプのために連邦議会、メディア、企業アメリカのなかの彼の敵と争っている」とバノンは述べた。

バノンの戦術に通じている人たちは、ホワイトハウスの外部からトランプの支持母体を再び結集させるとはいえ、彼は実のところいっそう有力だろうと示唆した。「いろいろな面で彼には内部より外部により多くの影響力がある」とブライトバートの元スポークスマンで政治解説者Kurt Bardellaはガーディアン紙に語った。

それがトランプ選挙戦とロシア間のありうるつながりの継続する調査またはなにか立法上の業績を確実にすることでのトランプの失敗であろうとなかろうと、彼の大統領職の終わりまでなんと驚くなかれ精査は判断を下されないとBardellaは言った。

「トランプが苦闘し続けるとして… スティーヴがまたトランプの告げ口屋になるにはすっかり覚悟ができすぎで熱心すぎる」とBardellaは言った、と同時にバノンとブライトバートについて次のように付言する:「トランプが遊説した国家主義的なテーマから離れて彼をもっと中道に動かそうと試みるとすれば、“グローバリスト”または共和党主流派に説明責任があると主張する彼らの意図について彼らは恥ずかしがらなかった。」

大統領のシャーロッツヴィルへの反応をめぐる分裂はバノン・ブライトバートの世界観が共和党支持母体に深く染みこむようになったという程度を象徴する。アメリカ人の55%が反対意見にもかかわらず、共和党員の67%は事件の余波のトランプの手際を是認した、そして共和党員の68%がトランプは的確に「両方の側」のせいだと責任を負わせていると言い、議会の共和党からのあわてふためく非難と対照的であることをCBSの世論調査が見いだした。他の世論調査は同様に狂信的支持者(党員)の境界線に沿って意見が強硬に分かれることを見いだした。

トランプは最初は両方の側を非難したが、48時間後に明確に白人至上主義者とネオナチをとがめる声明をいやいやながら出した。そうして彼は先週火曜日の劇的な記者会見でもう一度方向逆転した。例えば「ユダヤ人は我々に取って代わらない」といったフレーズを繰り返し唱える人種的に動機づけられた右翼結束集会に行く人たちを左派の反抗議者と同一視した。

ネオナチと白人至上主義者を持ち上げるとの理由で大統領をとがめる政治家、事業経営陣、信仰指導者に加えて、トランプのコメントは周波数域全域から辛辣な反応を招いた。幾人かのCEOが大統領の声明に対して失望を挙げてトランプの商業諮問委員会を辞任した、そしていわゆるアメリカ製造業評議会を解散することを彼に余儀なくさせた。少なくとも3人の大資金調達者がトランプのフロリダ・リゾート地、Mar-a-Lagoでイベントを計画するのをキャンセルした。

彼らの中にあるアメリカ癌学会は声明で「その価値基準と多様性への肩入れ」に言及した。「それら価値基準への努力目標が他のビジネス上の考慮すべき事柄よりまさっていることはますます明白になった」と言っている。

トランプの非公式の福音主義に熱心な顧問会議の大部分のメンバーが彼を支持する間、少なくとも一人、ニューヨーク市巨大教会の司祭ARバーナードは政権との「価値基準に関して深まる衝突」と彼が呼ぶことから辞職した。

一方、トランプに名誉博士号を授与する3大学のうちの一校、リーハイ大学の数千人の学生がそれの取り消しを要求した。

https://www.theguardian.com/us-news/2017/aug/19/steven-bannon-donald-trump-white-house-war?CMP=twt_gu