見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2017/10/06

カナダに入国できないマニング

◇反逆罪を引き合いに出す政府のせいでチェルシー・マニングがカナダへの入国を断られる
The Intercept_ September 26 2017

アメリカ陸軍の内部告発者(情報分析官)チェルシー・マニングがカナダへの入国を断られた。

マニングがツイッターに掲示した手紙のなかでカナダ政府は彼女に入国から除外されると告げた。手紙は、「カナダ以外で有罪の判決を受けているため由々しき犯罪の理由でマニングは受け入れがたい」と申し立てる。

さらに手紙の下で、「カナダで罪を犯したとすればこの罪は正式起訴で訴追される犯罪に匹敵する、すなわちカナダの犯罪コード第46節(2)(B) によって述べられ、カナダの犯罪コード第47節(2)(C)によって罰すべき反逆罪、それにはたぶん最高14年の禁固刑が科される」と書いている。

マニングは何十万もの軍事上、外交上の文書をウィキリークスに送信したあと、2010年に逮捕された。彼女の暴露はニューヨークタイムズ紙や他の多くの発表の場(販路)による一連のすっぱ抜きの先駆けとなった。特にアフガニスタンで劇的に高い一般市民の死者の数やアメリカが支援するイラク軍による虐待、誰がグアンタナモベイで拘束されているかについての情報をすっぱ抜いた。

2013年、マニングは軍事法廷によって6件のスパイ行為の訴因で有罪の判決を受けたが、アメリカの軍事法廷で反逆罪に匹敵する“敵を手助けする”という罪から放免された。オバマ大統領は1月政権を辞する前に彼女の刑を減刑した。

カナダ大使館は説明を得るまでに至ることができなかった。

コロンビア・ロースクールのKnight First Amendment Instituteの一員として言論の自由を求めるカナダ人弁護士ジャミール・ジャファーはこの決定に失望すると言った。

「見てわかるとおり、チェルシー・マニングはカナダの安全に少しの脅威ももたらしません。そしてアメリカ人のようにカナダ人が彼女を討論や論争に参加させることから得をするのは明瞭ではないですか?」

https://theintercept.com/2017/09/25/chelsea-manning-denied-entry-to-canada-whose-government-cites-treason-law/